・唯一の不満
35歳独身の私は、結婚を半ばあきらめている。
昔で言えば「キャリアウーマン」と表現されるような道を選んできたから収入は同年代男性より高いし、社会的地位も安定している。
転職しようと思えば、ベンチャーなら役員待遇だろう。
人生には大方満足しているが、どうしても性欲だけは持て余してしまう。
・相席屋へ行く理由
そこで、私がはまっているのが、「相席屋」だ。
お店に行くのは、一人かもしくは昔から悪さするときだけつるんでいる地元が同じS子。
彼女は、8歳年上のすてきな旦那さんがいる癖にどうにも下の方がいつもムズムズしているようで、定期的に声がかかる。
相席屋にハマっているのも彼女のせいなのだ。
はじめは、自分みたいな年の行った女なぞ需要がないだろうと思っていたが、意外にも大学生や、新社会人ぐらいの男の子たちが「人生経験のために」とばかりに群がってくるので、気をよくしてしまった。
甲斐甲斐しくもその場の代金をおごってくれるのが、またかわいい。
気に入ればもちろんそのまま一晩を共にする。
私としては、手ほどきをしているつもりもないし、サービスしているつもりもないのだが、彼らは今まで満足いくセックスをしてこなかったのであろう。
最初こそまた、疑似恋愛を楽しんでいるようでウキウキもしたが、次第に会いたいとせっついてくるのが、面倒くさくなってしまった。
・個室は天国
ある日のこと、その日は朝から悶々としてしまい、夜は泥酔するか、男漁りをしなければ眠ることなどできなそうだと覚悟していたところ、ちょうどよくS子から連絡があった。
どうしたことか彼女も同じようなやりきれなさを感じている様子。
いつものように夜落ち合うことにした。
相席屋へ行くとすでに男性が3組待ち構えていて、どの席に着こうか迷ってしまった。
なぜなら、私とS子は好みが全く違うからだ。
しょうがなく、それぞれ好みの男の席にバラバラに分かれることに。
しばらくすると、S子のいるはずの隣の個室が静かになっているのに気付いた。
「勝手に出ていったな・・・。」と呆れていると、店員におしぼりを注文する声が聞こえる。
不審に思った私は、隠れてS子にラインをした。
すると、「開けて入ってきて」と返信が。
数分後にふすまのような扉を開けるとなんとS子が、2本の男性器に囲まれているではないか!
彼女は、いかにもおいしそうにそのいきり立ったイチモツを音を立ててしゃぶり、ついには、射精まで導いてしまった。
「ねー、あなたも好みの子を連れてこっちにいらっしゃいよ」と妖艶なまなざしをこちらに向けながら言われると、「パチっ」と私の何かのスイッチが入ってしまった。
元の席に戻って、早々に帰る旨を伝え、出る間際に好みの子に「隣にきて」と伝え、待つ。
隣では、さっき射精したばかりの子がもうS子のなかに入っているではないか!
もう我慢できなくなっていた私は、扉を開けて状況にフリーズしているかわいい子のパンツを脱がしてなにも言わずにしゃぶりついていた。
そこからは、もう、だれが何をしようがお構いなしの乱交プレイで楽しんだ。
だから最近は、相席屋の個室区間でそのままイタシテしまうのが恒例となっている。
あなたも私を見かけたら遠慮せずにその場で襲ってきてね。