・潮吹き?
私が処女を卒業したのは、21歳の時でした。
相手は少し年上の23歳の人で、おっとりした所が魅力的でした。
交際して半年ほどたった頃に、初めてエッチをしました。
お互いに初めてという事もあり、うまくはできなかったんです。
私は、そんなに気にしなかったのですが彼はかなり落ち込んだようです。
「次は、絶対に潮吹きさせたいっ」
と、彼が力説しました。
潮吹き?
潮吹きって何?
私は疑問に思いましたが、聞く事はできなかったんです。
なんか、知らないと言いたくなかったし聞いて嫌われたくはなかったからです。
「頑張ってね」
よくわからないけれど、励ました方がいいと思って言いました。
でも、後から潮吹きが何なのかわかりかなり焦りました。
・彼の決意
2回目のエッチは、ラブホテルでした。
ラブホテルなんて初めて入るのでドキドキしていたら、透明なお風呂があったり照明がピンクだったりと不思議な世界でした。
彼から、一緒にお風呂に入ろうと言われて私は恥ずかしかったですかお風呂へ入る事にしたんです。
彼に泡だらけの手で身体中を撫でられ、気がついたら後ろから抱かれるようにされていました。
目を開けると、目の前の大きな鏡があって驚きました。
なぜなら、私は自分でも信じられないぐらいイヤらしいポーズをしていたんです。
「あ、やだっ」
慌てて足を閉じようとしたら、彼に止められました。
「俺さ、潮吹きの方法いろいろ勉強したんだ」
彼の声は、怖いぐらい真剣でした。
潮吹きの事をすっかり忘れていた私は、彼の指が割れ目をなぞり中へ入り込むのを見つめるしかなかったのです。
これから、私の体に何が起きるのかわからず不安で仕方ありませんでした。
「力抜いててね」
ゆっくり入ってきた彼の指が、ある部分をなぞりました。
いわゆるGスポットと呼ばれるところです。
そこを激しく擦られ、私はあまりの刺激に声を上げました。
ビクビクと何度もイクのですが、潮吹きのような現象は起きませんでした。
「あれ?おかしいな」
彼が、指を更に激しく動かしてきます。
私は、その痛みに悲鳴を上げてしまいました。
「ご、ごめん。痛かったよね?俺、夢中になっちゃって」
結局、この日はこれで帰りました。
そして、なんだか彼との間も気まずくなってしまったのです。
「また今度、頑張るから」
私は、潮吹きしなくてもいいと正直思ったんです。
でも、彼がそんなにしたいなら協力しなきゃと思いました。
・初めての潮吹き
いろいろ調べた結果。勢いよく擦った事に問題があったようです。
そこで、彼に指でゆっくり刺激してもらう事にしたんです。
仰向けで足を大きく広げるなんて。
あまりにも恥ずかしいポーズに、私は目を開けてはいられませんでした。
彼は、私のアソコを指で広げてゆっくりと刺激してきました。
「あっ。んっ。そこ、気持ちいい、あ…っ」
ゾクゾクっと、何かとてつもない感覚が背筋を這い上がってきました。
そして、何かが思いっきり飛び出したのです。
濡れた感触に目を開けると、驚いたような彼がいました。
「できたの?」
私が聞くと、彼が頷きます。
私達は、その後、濃厚なエッチを楽しみました。
なんだか、潮吹きをした瞬間にものすごい達成感を感じる事ができました。