「深夜お色気番組とエロ本の衝撃」
自分の人生の中で最初に触れたエロといえば、拾ったエロ本と深夜のお色気番組と断言できます。
あれは小学生高学年の頃だったと思います。
今とは違い、テレビ局の放送の規制が緩かった時代なので、深夜帯ではセクシー女優のヌードが拝める番組が存在していました。
クラスの男子の間では、ヌードが拝める深夜のお色気番組の話で盛り上がっていました。
自分も会話には加わりませんでしたが、やはり男子としては興味津々でした。
ちょうど同時期に自宅の裏庭にエロ本やエロ漫画が捨ててあることがあり、親の目を盗んでは捨ててあるエロ雑誌を読んでいました。
エロ漫画には、当時はまだ有名ではなかったプレイであるパイズリ描写や顔射があり、現在の自分が好むエロ属性が形成されました。
お色気番組の最大の問題点は、親にばれずに見ることでした。
自分の両親は遅くても22時、早ければ21時に就寝するので、お色気番組の時間になるとき、音を立てずにテレビのある居間に忍び込み、テレビの音をギリギリ最小にして見ていました。
そういう苦労をしたかいもあり、深夜番組でAV女優のヌードが見られたときは感動と興奮しながらも、両親が起きてこないか心配でドキドキしていました。
当時のヌードになるシチュエーションは、女優が服を脱いでいくのが多く、ある巨乳の女優さんが、服を脱いで、ティーバックとハイヒールだけのヌード姿がとてもエロくて、肉棒がギンギンでした。
その後もシャツを羽織ってのトークも色っぽく、あの映像をもう一度みたいと切望しています。
ヌードといえば、全裸で森林浴をしてたり、水浴びをする様子とかありました。
個性的なものだと、うどん打ちの職人が、全裸の女優をうどんに見立てて、打ち粉をふるって、うどん打ちするものもありました。
特に自分が興奮したのが、女優の出演作品を紹介するコーナーでした。
だいだいはSEXに入る前のストーリー部分とか女優さんのヌードシーンですが、本番のシーンは気持ちが最高潮に達します。
当然、モザイクがかかっているとはいえ、きわどいシーンをテレビで放送できないので、女優さんの上半身の部分だけテレビで流れ、突き上げられている女優さんの身体が上下に動く度に、乳房がブルンブルンと揺れる様とそれに伴い漏れる喘ぎ声が堪らなかったです。
特に巨乳の女優さんが出演したときの乳房の揺れはペニスがガチガチになり、パイズリ妄想を掻き立ててくれましたが、このときの自分は性的な興奮を感じて、勃起していても、自慰行為という発散方法を知りませんでした。
「祝?初オナニー!」
あるとき、いつものように深夜のお色気番組を見ていたら、股間がムズムズしてきました。
番組が終わってから、寝ようとして、ベッドで横になると、無意識にうつ伏せになり、勃起したままのズボンをベッドに擦りつけるように押し付けていました。
自分の脳内の中では、先程まで見ていた女優さんのヌードが浮かんでいました。
快楽を求めるように、身体を小刻みに動かし、ズボンをベッドに擦りつけていきます。
だんだんと股間にこみ上げてくると思った瞬間、その時がやってきました。
ズボンの中に尿とは違う何かの液体が吐き出されました。
ズボンの中身を見てみると、ねばついた液体と今まで嗅いだことがない臭いがしました。
これが人生最初の射精だったと思います。
最初の自慰行為がこのシチュエーションだったせいか、しばらくの間はこのやり方で射精をしていました。