これは、高校受験を控ていた中学生くらいの頃の話です。
母は昔から僕を進学校に行かせて、ゆくゆくは東大生になんて思っていたそうで、勉強に関しては自分ができないくせに人一倍厳しかったのを今でも覚えています。
とはいえ、そんな母でも今まで自分を育ててくれた人には間違いがない。
恩返しの意味じゃないですが、一回くらいは難しい道に挑んでみるのもいいかなと、この時はそんなふうに考えていました。
そんな折、母が突然僕に家庭教師を雇うと言い始めたのです。
実のところ、最初は塾に僕を行かせようと考えていたものの家からは遠く、時間も遅くなるので送迎は必須。
それなのに父は僕に勉強をさせることには興味がないのか、仕事を理由に非協力的な姿勢をとることが多々ありました。
昔と違って最近は物騒だし、深夜に子供を一人で遠くの塾に通わせるのは危険。
だけど、勉強はきちんとしてほしい。
そんなとき、なら家庭教師がいいんじゃないかと思いついたらしいのです。
実際、僕自身もなぁなぁで勉強しているだけだったので塾なんてサボらずに行ける保証もなかったのも事実です。
なら、今回の提案はちょうどいい。
僕はすぐにその提案をのみ、家庭教師はどんな人なのかと期待に胸を膨らませていました。
そして迎えた初日。
玄関のチャイムが鳴り家庭教師の先生が姿を現しましたが、それをみて僕は面食らってしまいました。
そこにいた彼女は、きれいに染め上げた金髪をなびかせ、いかにも遊んでいそうなちゃらちゃらとした格好をしていたのです。
本当にこの人が家庭教師なのか?
そう疑問に思っている僕と母の様子を察したのか、先生は軽い自己紹介をします。
名前は仮にM先生としますが、彼女は見た目に反し有名大学に通っているらしく、学生証も持っていたことから僕たちは若干疑いつつも彼女の言葉を信じることにしました。
そして、その日から僕とM先生の二人だけの授業が始まりました。
とはいっても、父は外で仕事なものの母は在宅の副業が主であり、僕の勉強は二階の自室で行っていましたが、母も心配してかずっと一階で仕事をしていました。
そんな状態だから、当然変なことも起こりません。
先生は見た目に反し教え方も丁寧で、今まで引っかかっていたところもするすると理解できるようになっていきました。
それによって僕自身、先生を信頼するようになっていたことは確かでしたが、問題もありました。
先生は露出の多い格好をすることが多く、距離感も近いので僕のアレがこっそりと大きくなってしまうことがしばしばありました。
何とか先生に見えないように隠れようとするものの、そんな僕の様子を見て察しているのか、先生は時折いたずらっぽく笑っています。
恥ずかしい話、この時までは僕自身あまり女子と会話したことすら少なく、先生のその笑みをみるだけでもむらむらとしてしまうほどでした。
とはいえ、あくまで関係は先生と生徒。
僕たち二人は真面目に勉強をし、次の学校でのテストでは全教科で前のテストの点数を上回っていました。
そうなると、母も先生を疑うこともなくなる。
こうして先生はいつの間にか、僕の家に当たり前にいる存在として父や母の意識に刷り込まれていったのです。
そして、その日は突如として訪れました。
その日は学校が休日でしたが、父はもちろん朝から仕事でした。
ですがそれだけではなく、その日は先生が来るにもかかわらず母も古い友人との付き合いで一泊二日の小旅行に出かけることになったのです。
「あの先生、見た目よりもずっと真面目に教えてくれてるし大丈夫でしょ。なにかあったら、連絡してね。」
そう言い残して旅行に出かけた母の背を見送った時、僕は理解しました。
つまり、今日は先生と二人きりだと。
とはいっても、僕からはとても何もできません。
だって、女子と話すことすら苦手なんですよ。
先生とは長い付き合いになってきていたので、日常会話くらいは普通にできてはいましたけどね。
だけど、今思えばそんな心配すら必要なかったのです。
その日は休日なので午前中に先生に勉強を教えてもらう予定だったと思います。
しかし普通に僕の家に来た先生は今まで以上に扇情的で、露出の多い服を上着の内側に潜ませていました。
なんで母のいないときに限ってこんな服を…。
そう思って平常心を保とうとした僕の心は、授業開始直後にいきなり打ち壊されます。
なにせ、先生はいきなり僕の体に抱き着くと座っている僕の股間を後ろから撫で始めたからです。
いきなりのことに意味の分からない僕は、パクパクと口を動かしながら彼女の方を見る。
すると、先生はまるでやっとごちそうが回ってきたかというように、舌なめずりをしたのちに僕の唇を奪いました。
この瞬間に、僕は理解します。
彼女は見た目に反して清純でまじめな人間などではない。
ただ、邪魔者がいなくなる時を狙って、獲物を狙い続けていただけだと。
思考がふわふわとしている僕はいつの間にかベットの上に押し倒される形になっていました。
そして、先生は僕のズボンとパンツを脱がせるといきり立ったそれをしゃぶり始めます。
「先生、なにを…」
か細い声で彼女を諫めようとする僕。
しかし先生の
「…嫌だった?」
の一言に思わず首を横に振ってしまいます。
だって思春期なんですから、そんなことされて嫌なわけもありません。
先生は僕にいつものいたずらっぽい笑みを浮かべると、僕のアレを丁寧に舐めていきます。
裏、玉、そして皮の中。
そんな刺激に当然耐えられるわけもなく、僕はすぐに限界だと言ったのですが先生はそのまま口を離さず…。
僕は先生の口に精のすべてをぶちまけてしまいました。
その日の前日はたまたまそんな気分にならず抜いてもいなかったので、量は結構あったとは思います。
ですが、それでも先生はそれをすべて喉を鳴らしながら飲み干してくれました。
おいしいものでもないだろうに、すべてを飲み切った先生は口を開けてそれをアピールします。
その瞬間、僕ももう限界でした。
押し倒されていた僕は先生の体を引き寄せると、先ほど彼女が精液を飲んだことも忘れて彼女に乱暴にキスをします。
そして、先生の服を脱がせてその体を堪能しようとしました。
とはいえ、ブラジャーなんて外したこともなく。
そこでいったん冷静になりますが、その姿を見て先生は楽しそうに笑うと
「こう外すの。…覚えた?」
とブラジャーの外し方を丁寧にレクチャーしてくれました。
そしてあらわになった、きれいな乳頭に僕は思わずむしゃぶりつきます。
乳、脇、へそとだんだんと彼女の体を味わい、ついには股間まで。
慣れないながらも先生のそこを舌で舐めると、彼女もスイッチが入ってきたのかちょっとしょっぱいような液がだんだんあふれてきました。
一分以上はそうしていたと思いますが、そこで彼女もしびれを切らしたのでしょう。
再び僕を押し倒すと、僕のアレを自分の股間にあてがいます。
「…いい?」
その言葉に僕が小さくうなずいた瞬間、僕のアレは暖かい肉に包まれていました。
相当経験が多いのでしょう。
先生の中は、うねうねと動いているようでした。
当然、我慢なんてできるはずもありません。
数回ほど先生が動いたのち、僕はあっけなく先生の中に精を出してしまいました。
余りに情けなく、泣き出してしまいそうになるも先生はそんな僕を慰めてくれます。
そして、このままでも気持ちいいでしょと、しばらく入れたままにしてくれました。
しかしそうなると、だんだん刺激で元気になってくるというもの。
先生に入れっぱなしだった僕のアレは再び力強さを取り戻します。
そして今度は、僕が動くことになりました。
やっぱり慣れていないもので、必死ではあったもののぎこちない動きだったのでしょう。
先生も、どこかもどかしそうに僕を見ています。
このままじゃ、先生に悪い。
そう思った僕は、先生に好きに動いてくれないかとお願いしました。
その言葉に待ってましたとばかりに、今度は先生が腰を振り始めます。
やはり先ほどの僕の動きとは全然違う。
自らが気持ちよくなるための、女性の本気の動き。
あの時の僕は、ただただそれに圧倒されました。
その後は、何回くらいしたのか覚えていません。
ただ気が付いたら、もう昼はとっくに過ぎていて。
僕は先生と二人でシャワーを浴び、昼食をとったのちにふと、今日の勉強はどうしようかと考えてしまいました。
ですが、先生はとっくにそれも見越していたのでしょう。
「今日は、夕方まで勉強しよっか」
そう笑うと、午後は普通に勉強したのちに普通に帰っていきました。
それからというもの、先生はいつもは普通に勉強を教えながらも父や母のいないときには僕と行為に及ぶようになりました。
あれから数年。
東大には入れなかったもののそこそこいい大学に入ることはできた僕ですが、今でも先生とはたまに会っています。