「初めて自慰を意識したのはかなり早かった」
私が初めて自慰を意識しはじめたのは意外な瞬間でした。
それは保育園で掃除の時間に衝撃的にやってきました。
覚えている限りではその日私は保育園のお掃除の時間に床を掃くため、数人で机を隅っこに移動させていました。
はじめは特に何も感じず机を先生が言われた場所まで移動させていたのですが、あと数個移動させれば掃き掃除がはじめられるという頃、移動させている最中の机の角が丁度私のアソコ(性器)に食い込んだのです。
これは本当に偶然ですが、その時に何とも言えない感覚を感じました。
子供ながらに「もう少しこのままいたい」とか「もうちょっと奥まで食い込ませたい」というような感じです。
私はその時まだ5歳くらいだったので、当然自分の性器はトイレの時に触るくらいでした。
自分の性器を鏡を使ってジックリ見たこともなく、とにかく初めて性器に強く物が食い込んだ感覚は衝撃が大きかったです。
「その日から性器を少しずつ触る癖がついた」
保育園の掃除の時間に味わった衝撃的な感覚は、自分の中で密かに癖になっていました。
それ以降何気なく自分のアソコに触ってみる機会が増え、それ自体が快感だとハッキリ分かるまでそれほど時間はかからなかったと思います。
そして、なぜかそのような感覚を覚えたのと同時に、その他のまだ知らない性に関する情報を知りたいと思いはじめたのです。
まだ保育園だった私は、今思うとなぜそんなに早く性に目覚めたのかは不明です。
いくら机の角が偶然自分の性器に食い込み今まで感じたことがない感覚を知ったとして、他にもっと自分の知らない性の世界があるということまでは分からないはずです。
それなのに、私はなぜかもっと知りたいと思っていました。
自宅でエロ本を目にしたとかAVを観たというようなことも一切なく、私は生まれつき性への目覚めが早いのかと今は思えています。
「遊び道具だったボールも自慰に使うように」
性の事をもっと知りたいと思っている中、親に買ってもらったキャラクターの模様入りのゴムボールも自慰のために使うようになっていきました。
どんなふうに使うのかというと、ゴムボールの上にまたがるように座りグリグリとアソコを刺激するように動かすのです。
これには想像を絶する快感を覚え、親がいない時間を見計らってコッソリやっていました。
時にはその自慰行為をしたいがために、親に早く出掛けてほしいと思ったこともあったくらいです。
「エロ本デビューは小学生」
ちょっと想像もできない速さで性の目覚めをした私ですが、小学生になってから男性用に売られているエロ本があることを知りました。
はじめは親と一緒にコンビニに行った時にいかにもいやらしそうな表紙のエロ本が本棚に並べてあって、内心「これは私が見たいと思っていた本だ」と思ったのです。
しかし、さすがに小学生の私がコンビニの本棚に並べてあるエロ本を直接手に取って買うことはできませんでした。
そこで私がとった行動は、毎月一回行われている地域の廃品回収に出された本の中からエロ本を探すということでした。
数冊のエロ本をコッソリ持ち出し、その時はかなり満足できたのを覚えています。
私は性への目覚めが人一倍早かったのですが、不思議な事に大人になってからは人並みになっていました。
自ら風俗で働くとかAV女優になりたいという欲もなく、大人になってからの性欲はごく普通のレベルだと思います。
幼い時になぜあんなに性に関して興味があったのか、未だに自分の中でも解明されていません。