今どきの若者は、と言うか、いつの時代も若者は色々やるなあと思います。
目の前のことに集中して回りが見えない。
自分もそうだったのかもしれません。
3年ぐらい前、ちょっとした旅行で太平洋の海岸部をサイクリングしていました。
まあ、都市部ではなく、海と山がほとんどで時々集落といった感じの場所で、のどかな場所でした。
そんなのどかな場所で、綺麗な浜を見かけ立ち寄りました。
浜は端から端までの距離もほとんどないような小さな浜でした。
浜へと続く道に、自転車が止めてありましたが、見たところ浜には人がいません。
はてっ?と思いましたが、まあいいや、浜に腰をおろして、青い海を一人眺めておりました。
波も穏やかで、ゆったりとした時間が流れておりました。
ふと、波の音と波の音の間に、かすかに「アン!」という喘ぎ声のような音が混じっていることに気づきました。
最初は自分もだいぶ毒されていると思ったのですが、どうやら実際に喘ぎ声がしているようでした。
覗きは如何なものかと思いつつ、やはり見たいなと思い、声のする方へとゆっくり近づきました。
近づくと結構大きな声で、アンアン言っています。
間違いありません、ヤッとるぞ。
浜の端の方に人の背丈を超える大きな岩がいくつか転がっており、その奥から聞こえておりました。
どこかじっくり眺められる場所はないかと思案したところ、大岩の奥の山の斜面に回り込めば、観察できそうでした。
一旦音源から遠ざかって斜面の上の方に回り込んで、大岩の方を見下ろすとビンゴ!
若い男女が裸になってセックスしていました。
この二人、どう見ても高校生ぐらいでした。
女の子はそこそこかわいい子で、男の子の方も線の細い優男のような感じでした。
女の子は大岩に手をついて後から男の子に突かれていました。
親御さんが家にいたらそりゃできないよねと思う程度に、彼女の声は大きかったです。
やがて、男の子が果てたのか、一時的に激しくピストンした後、彼女から離れました。
彼女は呼吸を乱しながらも、彼の方へ近づき、キスをねだっていました。
直にセックスがまた始まりそうでしたが、長居すると見つかりそうだったので、そおっと立ち去りました。
この日見たものは、本来の、野生の人間の繁殖活動そのものでした。
二人とも童貞処女といった風体でしたが、しっかりヤルことヤッてるなあといった感じです。
サイクリング経路上にまともな風俗もなく、数日は悶々とした日を過ごすことになってしまいました。(笑)