・お互いに経験があると勘違いしていた
私は、男性と交際したことはありましたが、25歳になってもまだ経験がありませんでした。
なぜかというと、それは最初に付き合った彼に問題があります。
その人は、勉強会と称して私に過激なAVを見せたんです。
まだ、16歳になったばかりの私は、セックスがどんなものかわかっているつもりでしたが、まさかあんなところにあんなモノを入れるなんて、想像もしていなかったのです。
おまけに、画面の中の女性は、無理矢理衣服を剥ぎ取られ、強引に抱かれるというストーリーのため、終始泣き通しでした。
こんな、こんな痛い思いをするの?と、思うとセックスが怖くなったのです。
ですが、25歳の時に知り合った彼は、とても素敵な人で、この人になら何をされてもいいと思ったのです。
同じバイト先で、とても気さくな人でした。
ハーフということもあり、背が高くて、とても女の子にモテていました。
彼と交際が始まった時には、きっと彼は女性の扱いに慣れているんだろうなと思ったのです。
優しい彼なら、きっとひどいことはしない。
私は、勇気を出して彼にすべてを委ねようと思いました。
ところが、デートの時に彼が実は童貞であることがわかったんです。
彼も、私が処女だと知ってかなり驚いたようで、気まずい空気が流れました。
ホテルに入ったものの、私たちはどうしたらいいのかわからず、結局、すぐに出てきました。
・擦りあって終了
お互い、どこか焦っていました。
早く身体の関係を結びたいという気持ちから、翌日には再びホテルへ行きました。
ガチガチに緊張しながらキスをして、彼の震える指がボタンを外し、服を脱がせてくれます。
実は、成人した女性のおっぱいを見るのは初めてだそうです。
彼の両親は早くに離婚。
お父さんとお兄さんの3人暮らし。
女性とはほとんど触れあってこなかったそうです。
彼は、手のひらでおっぱいをゆっくり揉み揉みしてきました。
「気持ちいい?」
彼が聞いてきたので、私は小さく頷きました。
彼はそれで気分を良くしたらしく、今度は両手で激しく揉み揉みしてきました。
私は、初めて他人に胸を揉まれ、その感覚に感じました。
ジワッとあそこが濡れてきて、私はこれから挿入されるんだと覚悟しました。
「え?え?」
彼が急に慌て始めました。
何度も入り口に先端を当てては、そこから動かないんです。
「ど、どうしたの?」
「入らないんだ」
どうやら、彼のアソコが大きすぎて、なかなか入らないんです。
何度も先端が穴の周囲をツンツンとしてきて、私はたまらずに声をあげました。
「焦らさないでよっ」
「そんなんじゃないよっ。入らないんだ」
彼はかなりパニックをしているらしく、私はなんとか落ち着かせようとしました。
ですが、彼はどうしても我慢できなかったらしく、私の入り口に押し当てたんです。
「ごめんっ」
激しく擦られ、私は驚きに声も出ませんでした。
熱い塊が入り口を行ったりきたりして、私が気持ちよさを感じる前に、彼はさっさと1人でイッたんです。
信じられませんでした。
彼はごめんと謝って、指で気持ちいいところを愛撫してくれました。
・まるで野性動物みたい
なかなかセックスできないまま、2ヶ月が過ぎました。
私の方から言い出すのは、なんだかちょっと恥ずかしくて、さりげなく友達のエッチな話なんかをしました。
「あのさ。楽な体勢を見つけたんだ」
「え?」
「俺。やっぱりちゃんとセックスしたい。恋人同士だって感じたい」
私は、彼が実はかなりのプレッシャーを感じていたのだと知りました。
私は、彼に言われるまま楽な体勢をとったのですが、それはかなりの羞恥を伴うものでした。
「これって、本当に楽なの?」
四つん這いで彼にお尻を向けるなんて、こんな恥ずかしい格好をしなくてはいけないのかと、私は全身から汗が吹き出しました。
「動物が交尾する時って、主に四つん這いのことが多いだろ。人間だって同じことだよ」
私は、そうかなぁと思いました。
でも、未経験の私にはどうすることもできませんでした。
やがて、彼の指がゆっくりと中へ挿入されていきます。
彼の息を感じて、かなり顔が近くにいることがわかりました。
「あ、あんまり見ないでよ」
「なんで?綺麗だよ」
彼は、指でクチュクチュとそこをほぐしながら、中へ指を入れてきました。
最初と違って、指はとても繊細な動きを見せました。
「あっ。なんか、変な感じ。あっ」
彼の指が中で動く度に、私は自分の知らない快楽スイッチがいくつも押される感じがしました。
「こ、ここだよね」
穴に彼自身が押し当てられて、私は無我夢中で頷きました。
ググッと彼が入ってきた時には、入り口が割けるのではないかと、とても不安でした。
「うっ、あっ、動かしてもいい?」
彼が聞いてきます。
私が頷くと、彼は腰を小刻みに動かし始めました。
最初は、痛くて痛くて仕方がなかったのですが、最後の方は少し気持ちよかったです。
すべてが終わった後、彼がコンドームを外す姿が、妙に生々しくて直視できませんでした。