基本的に貧乳は気にしていないけど
もうアラサーと言える年齢である私ですが、貧乳なんです。
いきなりですが。もうこの年齢では豊胸でもしない限り胸が大きくなることはないでしょうね。
思春期のときに少しだけ乳首と胸の周りが膨らみ始めたと思ったら、乳首だけ膨らんで胸自体は膨らみが1センチもないぐらいで成長が止まってしまいました。
かなり珍しいぐらいの貧乳だと思います。
温泉に行ったりしても大抵の中学生や高校生は私よりずっと胸がある場合がほとんどです。
別にそこまで貧乳のことは気にしているわけではないのです。
運動するときに邪魔にならない分まだ良いかなと思ったりします。
あまり胸が大きいと肩こりの原因になったり上半身が太って見えたりするみたいですからね。
やや下半身太り気味の私にはまだ好都合の貧乳だったのかもしれません。
唯一嫌なのはブラを買うとき
基本的に自分の貧乳が嫌だと思わないのですが、唯一面倒なのがブラを買いに行くときです。
ブラを買いに行くときには小学生や中学生のときから何かと恥ずかしくて嫌な気持ちでしたが、そのときは母親と一緒でした。
まあこれはよくあることなのだと思います。
でも大人になってからも一人でブラを買いに行くとき、なんだか少しだけ面倒で気が重くなるのです。
自分に合ったブラがなかなかないからですね。
実はあまりにも胸がないので大人用ではなくジュニア用の「思春期用」ブラを買ったことも何度かあるのです、それも成人してからです。
ちょっと人には見せられないような子どもっぽいブラですが、サイズや形が自分に合うものがスポーツブラ以外あまりないのが現状なのです。
大人用の一般的なAカップブラは大きすぎてブカブカ違和感があります。
大人の下着を買いに面倒なブラショッピングへ
でも先日、下着も使えるものがなくなってきたので今度こそは少しまともなタイプのブラを買おうと思ったのでした。
しっかりとサイズを測ってもらってサイズを確認して、できるだけ自分に合ったお洒落タイプの大人のブラを手に入れようと思ったのです。
でも行かなければ良かった、と思ってしまったのです、結果的には。
あの日にあの店員に当たらなければ良かったのでしょうけど、よっぽど運が悪かったのでしょうね。
しばらくはブラショッピングはする気になれないような出来事があったのです。
近所のデパートの下着売り場にて
行き慣れたいつもの近所のデパートの下着売り場で、ワコールやトリンプなど、少し高めで質が良いブランドのブラを色々と物色していました。
貧乳な私でも痛くないようにワイヤーが入っていなくてもワイヤーのようなサポートを別の素材のもので補っているという新しいタイプのブラを発見しました。
デザインもワイヤー入りのお洒落ブラと見かけは同じ、Aカップももちろん置いてありましたが、話によるとAAカップも取り寄せることができるそうです。
少し期待をしながらワコールから出ていたワイヤーなしのお洒落ブラを一つだけ試着室に持ち込み、いつも買っているサイズだから比較的合うはず、これを試着して問題なかったら同じもののAAカップを取り寄せてもらおう、そう思って試着していたのです。
妙に積極的な下着売り場の女性店員
ちょうど上半身裸になったとき、外から声がしました。
「お客様、大丈夫ですか?サイズを測りましょうね」と。
「あ、大丈夫です、今試着しているので」と急いで答えた私でしたが、構わず試着室のカーテンから覗いてきた女性店員でした。
キャっ!と同性ながらも厚かましい人だな、と思い、手にとっていたブラで胸を隠しました。
「まずはサイズを測らせてください、そうしないとお勧めできるものが分かりませんから」と言ってきたのでした。
「あ、でも今裸なので」と言った私に対して構わず「サイズを測るときは裸の状態が一番です、さあ測りましょう」と、少し強引に巻き尺を見せてきたのでした。
少し強引だな、と思いながらも裸をそのまま見せて両手を上げ、バストトップとアンダーを測ってもらいました。
と、そのとき、左の胸を片手で思いっきり掴まれました。
ぎゃあ!と思いながらも公共の場だったので声は出せませんでした。
「お客様の胸は縦の幅もあまりない方なので今試着しようとしているブラはとても合っているはずですよ」と言ってきました。
そんなこと確かめるために触ってきた店員なんて初めてでした。
「一着目の試着なのでお手伝いしますね」と言った彼女は私が試着しようと思っていたブラを手にとり、私にそれをはめて背中から胸に向かって手を滑らせるように触ってきました。
「背中や脇のお肉を寄せてブラに入れるのですよ」と言ってきました。
まあそれはよく聞く話ですが。
ブラをようやくすっぽり付けることができた私に向かって「お似合いですね!これでAAカップならパーフェクトです!」と大きな声で言ってきました。
周りに聴こえるぐらいの大きな声で言わないで欲しかったです、失礼な。
明らかにセクハラする下着売り場店員
その直後に店員は私の右側の乳首をブラの上から触り、「この素材は乳首が透けないようにしっかりとカップのセンターが周りよりも分厚くなっているのですよ、お客様は胸は控え目でも乳首はわりとおありですから」と、また大きめな声で言ってきました。
もうさっさと終わらせて逃げ出したかったです。
と、そのとき、店員は片手で私の右胸を強く揉みながら丸出しの私のお腹をもう一つの手ですーっとなぞるように触ってきたのでした。
「AAカップ取り寄せて欲しい?」と、怖い笑顔で訪ねてきました。
「も、もう少し見てから決めます、一度出させてください」と小声で言った私を後にした店員でした。
私は一目散に服を着て下着を元の売り場に戻し、周りを見ることなく帰って行きました。
あんな場所であんなセクハラ受けたのは初めてでした。
女性同士だから安全なんていう保証はどこにもありません。
あれでしばらく下着売り場に近づくことができなくなってしまいました。
今は通販の下着を色々ネットで見ているところです。