・シャイな彼
高校2年生になった時に、初めて彼氏という存在ができました。
相手は、クラスでもあまり目立たないSくん。
私からの告白で、すぐに交際が始まりました。
ですが、Sくんはとにかくシャイなんです。
私が、ちょっと話しかけただけで真っ赤になってしまって頷くだけ。
私としては、もっと積極的になって欲しいと思っていました。
結局、キスもしないまま高校3年生を迎えたのです。
周りの友達の中には、彼氏とキスやそれ以上の事をしている人がいるのに。
私は、自分だけが置いてけぼりにされたような不思議な気持ちになりました。
思い切って、Sくんにキスをせがんだ事もありました。
でも、やっぱりSくんは顔を真っ赤にしてモジモジするだけ。
キスなんて出来そうもありませんでした。
・いきなりの告白
私がSくんと付き合っている事は、周囲も知っていました。
そんな時に、隣のクラスのCくんにいきなり告白されたんです。
私は、Cくんとは全く面識はありませんでした。
告白されて、やっとその存在に気がついたぐらいです。
それも、あきらかに下心が見え見えの告白でした。
「オレさ、童貞捨てたいだよね」
そんな言葉から始まり、面倒なやり取りはしたくないとか避妊具は使いたくないとか言いたい放題です。
私は、はっきりと断りました。
それでも、Cくんはしつこいのです。
Sくんと交際していると言っても、諦めてはくれませんでした。
校内で顔をあわせる度に、「好きだ」とか「初めてをくれ」とか言ってきてイライラしていたんです。
Sくんに相談してみたのですが、彼は相手にしなければいいというだけで特に何もしてくれません。
そんなSくんにも私はイライラしていました。
「Sくんが何もしてくれないなら、Cくんに処女をあげるからっ」
私は、心にもない事を叫んでしまいました。
それからというもの、Sくんと私の間には気まずい空気が流れました。
・修学旅行で変わった彼
修学旅行で、私とSくんは同じ班でした。
でも、特に会話もなく時間だけが過ぎていきました。
でも、自由行動の時に進展があったのです。
彼が、私の手を握りいきなり走り出しました。
そして、人がいない所までくるといきなりキスしてきたんです。
それも、軽く触れるだけではなく舌を入れてきたんです。
私は、何がなんだかわからないまま彼とディープキスをしました。
初めてのキスが、まさかディープキスになるとは思わずかなり動揺しました。
顔を離した彼は、耳まで真っ赤になりながら夜中の1時に部屋に来て欲しいと言って走って行きました。
夜中の1時。
部屋に行くと、そこには彼しかいませんでした。
彼が、同室の男子達に頼んだそうです。
「今夜。俺は、童貞を捨てる」
そう宣言して、彼は裸になりました。
あまりにも一気すぎる展開に私がついていけないでいると、彼が強引にキスをしてきました。
心の中では、こういう展開を待っていた気がします。
シャイな彼に、もっと積極的に求めてほしかった。
私は、彼の手で全裸にされていきました。
後悔なんて、ありません。
とはいうものの、セックスに対する知識がお互い乏しくて最初は触り合いしているだけでした。
でも、くすぐったいだけの場所がだんだん変わってきたのです。
乳首を彼の指に摘まれた時には、最初は痛みしかなかったのにだんだん体の奥が熱くなってきました。
「俺の、触ってくれる?俺も、触るから」
初めて触った男の人のアソコは、想像とは少し違いました。
硬いけど、ちょっと弾力があってあったかかったです。
そして、初めて自分のアソコを触られた感触も思っていたのとは違いました。
散々、指で弄り合って何がなんだかわからないまま気持ち良くなってしまいました。
でも、焦った彼がいきなり私の両足を広げて入れてきた時には驚きました。
挿入というよりは、突っ込まれたという感じです。
痛くて痛くて、泣きながら彼の熱を感じました。
彼が、使用したコンドームの外し方で慌てている間に私は自分の汚れた場所をティッシュで拭いました。
大人になるのって、大変なんだと初めて思いました。
修学旅行から帰ってきてから、彼は更に積極的になり私はどんどん大人の階段を上っていきました。