『あの日、突然の変化』
高校に入って最初は、まったく恋愛なんて考えてなかった。
周りはみんな恋バナしてるけど、私は正直、恋愛ってちょっと面倒に思ってた。
でも、隣の席の彼がなんだか気になり始めたんだよね。
最初は全然意識してなかったけど、ふとした瞬間に彼の優しさや笑顔にドキドキしちゃって。
あれ、これってもしかして「好き」ってやつかな?って感じてた。
彼はどちらかと言うと静かなタイプで、目立つわけじゃない。
けどなんかオーラがあった。
最初は気づかなかったけど、次第に「なんでこんなに気になるんだろう?」って不思議に思うようになったんだよね。
『彼が突然、告白してきた日』
それから数週間、私はただ彼と話してるだけで胸がドキドキしてた。
私に向ける優しさに、だんだん自分の気持ちを隠せなくなってた。
まさか彼が私に気があるなんて思ってもいなかったから、ちょっと不安だったことは覚えてる。
ある日の放課後。
いつも通り帰ろうとしていたら、彼が私を呼び止めた。
「ちょっと話せる?」って。
最初はびっくり。
何かあったのかなって思ったけど、彼が目をそらしながらも「実は、ずっと言いたかったことがあるんだ」って言ったとき、私の心臓が止まるかと思った。
その瞬間、私はただ彼の顔を見つめることしかできなかった。
彼が顔を赤くして、少し恥ずかしそうに言ったんだ。
「実は、前からずっとお前のことが好きだった。」って。
まさかそんなことを言われるなんて思ってもいなかったから、心の中が一瞬で混乱したけど、すぐに嬉しい気持ちが湧いてきた。
彼の目を見て、「私も好きだよ」って、自然に言葉が出てた。
『デートして、初めて知ったこと』
その後、私たちは付き合うことになったんだけど、最初のデートは本当に緊張した。
どうしていいかわからなくて、服選びすら緊張してた。
でも彼はすごく優しくて、私が緊張してるのが分かるのか「大丈夫だよ、気楽に行こう」って言ってくれて、少しホッとした。
映画を観た後は近くのカフェに行って、なんでもない話をしてたけど、それがすごく楽しくて。
彼との会話がこんなに自然に続くなんて、最初は想像してなかった。
でも何気ない会話の中で、お互いに気づいたことがあった。
意外と料理が得意だってこと。
カフェで話してるうちに、「家でご飯作るのが好き」って言ってたから、私は驚いて思わず「え、作ってもらいたい!」って言ったら、ちょっと照れながら「今度ね」って。
そんな些細なことでも、すごく嬉しくて、どんどんお互いを知りたくなった。
『ついに大人ってやつになった』
彼の料理を食べに行く日。
待ち合わせした彼はなんだか無口。
「どうしたの?」と聞くと家には家族はいない。
両親は旅行で帰らないと。
「ふーん。そうなんだ」とこのときは気にしなかった。
けど、これが大きな出来事になるとは思ってもみなかった。
美味しいパスタをご馳走になってから彼の部屋に。
沈黙が続く。
自然と唇が重なって、そのまま彼に押し倒された。
目で「いいよ」の合図をしたら、彼は驚くほど男っぽくなった。
今までには見せなかった顔。
ドキドキが止まらない。
そのまま身を任せることにした。
彼の細い指が胸にお腹に。
そして私の大事なところに。
繊細、でも大胆。
身体がとろとろになっていく。
自分が自分じゃないみたい。
「入れるよ」の合図とともにお腹がぐっと押される感覚。彼はそっと動き出す。
痛いような、痛くないような。
不思議な感覚。
彼の息遣いは激しい。
時折気持ちよさそう。
私もあるところに当たると気持ちいい感覚を掴めそうだった。
でも残念ながら彼も初めてなのか、すぐに事は済んだ。
お互いに「ハァハァ」言ってて、ちょっと笑い合ってた。
そのまま抱き合って、キスをして。
濃蜜な時間を過ごした。
これから彼に開発されると思うと、正直ドキドキことは内緒。