・バツイチの友達2人を連れて行ったのが間違いだった
俺は妻マナのことを本当に愛している。
たとえどんなことがあろうとマナと別れることはないと誓える。
だから俺はあの時マナのことを許した。
2年前のことになるんだけど俺たち夫婦は友人2人を誘って温泉に行った。
友人2人は佐々木と岡田と言って、2人ともバツイチで日頃からお世話になっている。
俺とマナは混浴で佐々木と岡田は男湯に浸かって日頃の疲れを癒していた。
めちゃくちゃ気持ちよかったから部屋に戻ったあとのお酒が格段に美味しく俺はいつもの倍飲んでしまった。
これが俺の落ち度だったと今では反省している。
・部屋から聞こえてくる聞き馴染みある妻の喘ぎ声
俺は完全に潰れてしまい、目が覚めたのが夜中の2時で、部屋には佐々木と岡田どころかマナまでいなかった。
「まさか!」
俺は心の中で妙な胸騒ぎがして、佐々木と岡田の部屋へと向かったんだ。
忍び足でおそるおそる部屋に近づき襖をそっと開けようとしたときだった。
部屋からマナと思われる女の声が聞こえ、その声は明らかにいつもの喘ぎ声だった。
俺は躊躇して自分の部屋に引き換えそうとしたが、それができず再度襖に手を伸ばし、ほんの少しだけ襖を開いた。
マナの股間を佐々木が、マナの胸を岡田が愛撫していたんだ。
絶望とはこういうことを言うんだと思うくらい膝をついて絶望した。
その場で嘔吐するのではないかというくらいショックを受けた私は襖をそっと閉めた。
「(どうする?襖を開いて2人を殴り飛ばそうか?)」
佐々木と岡田に対する怒りが徐々に芽生えてきた私だったが、マナの喘ぎ声が聞こえる度に別の感情が芽生えてきたのだった。
1度閉じた襖を再び開いた俺は殴り込むどころかマナが感じる様子をじっと眺めてしまい、そして興奮してしまったんだ。
夜中の2時ということもあり、岡田も声の大きさを気にしたのか「マナさんちょっと間辛抱してね。これ口に入れとくよ」と言ったあとに浴衣の帯を丸めてマナの口の中に入れていた。
マナの喘ぎ声は確かに先程までよりも収まったものの、佐々木の愛撫がいいのだろうか体を反るように感じまくっていた。
岡田「おいもういいだろ入れさせろよ」
岡田は辛抱たまらなくなったのか佐々木をどかしてハメる気満々だった。
俺は夢や幻覚を見ているのではないかと何度も思ったが、間違いなくマナが友達2人と3Pをしているのだ。
岡田からの挿入を受け入れたマナは俺とのセックスと同じ時の笑みを浮かべ気持ち良さそうにしていた。
さらに口にくわえさせられていた帯を自ら取りだし、「佐々木さん…。」と言いながら佐々木のぺニスを口に導いていたのだ。
マナがHが好きだということは俺が1番知っていたが、ここまで激しく乱れているのは初めてで俺はふがいなく勃起していた。
岡田と佐々木が射精をすると同時に俺はその場を立ち去り、急いでトイレに駆け込み勃起したぺニスを慰めてあげた。
翌朝の俺たちは白々しい会話をして旅館を後にした。