・絶対にバレたくない自慰行為
自慰行為がバレるケースは、自宅で家族に見られるパターンが最も多いです。
私は男性なのですが、思春期の頃に2度、実際に直接家族に自慰行為を見られてしまいました。
あのときの気まずさには、何とも表現し難いものがありますし、そんな経験をしても止められない自慰行為に罪悪感を抱いたこともありました。
そのため、自慰行為は絶対に見られたくないというのは、誰しもに共通するテーマだと思います。
・まずは直接見られないこと
そこで最も基本的な注意点としては、絶対に周囲に誰もいない状態で自慰行為をすることです。
自室やトイレ、浴室など、必ずプライベート空間で行うようにしましょう。
家族が留守だからという理由でも、リビングなどの開けた場所ではしてはいけません。
男性は射精後の処理もありますし、万が一アダルトビデオでも観ようものなら、家族の帰宅にすぐには反応できないでしょう。
仮に外出先でするにしても同様ですから、四方を壁に囲まれた空間でするのは最低条件になります。
・見られなければ大丈夫ということではない
では他に人のいない密室空間なら絶対に安心なのか、そう問われるとイエスとは言えません。
実はここからが本題で、自慰行為には直接目視する他に、様々なバレる要因があるのです。
・ゴミからバレるパターン
自慰行為はとても気持ちの良いものですが、終わった後にはそれなりの処理が必要です。
男性なら先述した精液の処理がありますし、女性も愛液が沢山出る人はティッシュを多く使うでしょう。
ところがこのゴミを機に、家族が自慰行為に感付くことは多いのです。
まず精液はニオイが強く、時間が経って乾燥しても無臭になってくれるわけではありません。
また愛液は粘度が高く、特に若い女性や感度の良い女性は粘り気のある愛液が出やすいです。
これらのことから、家族が何気なくゴミ箱を見たり中身を捨てようとした際に、自慰行為終わりのティッシュがあるなと判ってしまうかもしれません。
或いは単純にティッシュゴミの量が増えるだけでも、疑われる余地があります。
現実に私は、思春期に入り消費するティッシュの量が著しく増え、明らかに自慰行為をしていますとアピールしているようなものでした。
間違ってもトイレに流すなどはしてはいけませんが、捨て方に工夫をすることが、自慰行為をバレないようにすることにも繋がっていくでしょう。
・声や音からバレるパターン
自慰行為は、ついつい夢中になってしてしまうものです。
快感が押し寄せてくると頭も真っ白になり、注意力が緩慢になることも珍しくはありません。
とはいえ、それに伴い注意が必要なのが、声や音に関する配慮です。
特に女性は、快感と一緒に吐息交じりの声が出やすいかと思います。
加えてベッドの軋みや、愛撫の際に出る音など、男性よりも声や音でバレてしまう危険性が高いです。
若しくは何かの拍子でイヤホン端子が抜け、アダルトビデオの喘ぎ声が流れるなどということもあるかもしれません。
そのため、深夜の静かな時間に自慰行為をすると、僅かな音量からでもその雰囲気を悟られることがあるのです。
目ではなく耳でバレる、実はこのパターンは結構多いことを忘れてはなりません。
自慰行為中は妄想や自分の世界に浸りやすく、壁に囲まれていると安心感も出て気が緩みがちです。
こう考えるとやはり、自宅に誰もいない時間に自室で自慰行為をするのが、最もリスクのないやり方なのは間違いないでしょう。
・賢者タイムも意外と危険
自慰行為後には、満足感や倦怠感、喪失感などが伴うことがあります。
よく男性が射精を終えた直後の時間を賢者タイムと称しますが、この様子を見て自慰行為がバレるパターンも軽視できません。
具体的には思考力の低下や妙な落ち着きが挙げられ、人によっては快感を得たことで上機嫌になったりもします。
これらを自分のことをよく知る家族が見れば、何か感じが違うなと気付くことでしょう。
そして勘の鋭い人なら、自慰行為をしていたなと結論付けるのです。
ですから自慰行為を終えた後は、少し休憩をして人前に行くのが理想的になります。
快感の余韻に浸りながらでも構いませんので、時間を空けましょう。
・インターネットの検索履歴やアダルトグッズは隠すこと
今の時代、誰でも手軽にアダルトビデオを観られるようになりました。
その理由として、インターネットの普及があります。
しかしインターネットには検索や閲覧の履歴が残るようになっており、ここから自慰行為がバレるのは極めて現代的な問題です。
まずは最低限これらの履歴を削除しておくこと、もし自分専用のインターネットツールを使うにしても、念のために消しておいた方がいいでしょう。
それから、所謂大人の玩具を所有している人も多いかと思います。
これを見られると、自分で自慰行為をしていると主張しているようなものですし、何としても完璧に隠し通さなければなりません。
家族が自室に自由に出入りする環境だと、このリスクも非常に高まります。
基本的なことではありますが、自慰行為がバレたくなければ自分だけの秘密の隠し場所を作っておきましょう。
・もしも自慰行為がバレてしまったら
こんな風に色々と対策を講じてみても、いつかは自慰行為がバレるときが来るかもしれません。
特に思春期真っ只中の学生は、自宅を出るわけにもいきませんし大きな悩みになりがちです。
ですが、万が一バレたとしても、いつも通りの堂々とした振る舞いで過ごしましょう。
親も年上の兄弟も、全員が性への目覚めや自慰行為を経験しています。
寧ろ、本当は頭の中では理解しているのです。
食事や睡眠と同じで、性も人間の本能的な部分であることを忘れないでください。
同時に思春期の子を持つ親御さんは、いつでもそうした姿を受け止める準備が必要です。
日頃から性教育をしっかりしていれば、自慰行為がバレたときの気まずさもなくなります。
オープンに性のことを話せる環境作りをすること、これができれば、自慰行為がバレることもそう怖くはないことなのだと感じられます。