・まずは確認
以前から、彼からアナルでしてみたいとは言われていました。
どうやら、異様に興味があるらしいのですが、今まで交際してきた女性達からは全て断られたそうです。
更に気がとても弱い人だったので、風俗にもいけない人だったんです。
ですが、私もアナルを使った事はなかったので、すぐには返答出来ませんでした。
私は、沈黙で断ったつもりだったのですが、彼は私の沈黙を了解と取ってしまったらしく、早速、その日。
彼はいきなり私のアナルに指を挿入しようとしたんです。
ろくに前戯もしないで、ローション等で濡らしもしない指をいきなり挿入しようとされて、私は慌てて彼から離れました。
私の意思を無視して行為に及ぼうとするなんて、信じられませんでした。
私は、彼にアナルを使うなら別れると泣きながら言い、彼は朝まで私に土下座をしました。
とにかく、アナルを使いたいと繰り返す彼に、私は、時間が欲しいとしか言えませんでした。
まずは、私にきちんと確認して欲しかったです
2.そんなにしたいなら
それからというもの、彼から毎日、メールでいつになったらアナルを使わせてくれるのかと、催促されました。
そして、中には指を入れないから、せめて見せて欲しいと言われたんです。
正直、見せる方が抵抗あります。
だから嫌だと言ったら、彼はまるで小さな子供のように「分かった」と納得してくれたんです。
と、思ったのもつかの間、「見たい!見たい!見たい!」と叫ぶんです。
私は、半ばうんざりしていました。
毎日、毎日見せてくれと言われて、正直、心が疲れはてていました。
でも、それを抜かせば優しくて、素敵な人でした。
このままだと嫌われてしまうかもと、思った私は、見せるだけならと、彼が見る事を許可しました。
彼はよほど嬉しかったのか、私のお尻を左右に広げて、じっくりと観察していました。
私は、かなり恥ずかしくて、早く終わって欲しいとしか思えませんでした。
時々、彼が息を吹き掛けてきて、その度にアナルが収縮して、私は逃げ出したかったです。
そして、彼が何度もアナルでしたいと言うので、とうとう私が妥協する事にしました。
一度だけならという条件で、アナルを使う事にしたんです。
3.準備は完璧に
アナルを使うにあたり、私は彼に条件を出しました。
まずは、痛いのは嫌だという事です。
そして、必ずコンドームを使って欲しいという事です。
彼は了承し、かなり長い時間をかけて、私のアナルを広げようとしました。
でも、私はその間、恥ずかしくて、恥ずかしくて、その場から逃げ出したかったです。
彼は興奮した様子で、舐めても良いか、とか、気持ち良いかと聞いてきたのですが、私には答える余裕はありませんでした。
指を入れられている事は分かりましたが、違和感のみで、快楽など感じなかったし、彼の指もきつくて、かなり時間がかかりました。
そして、彼自身の挿入までは至りませんでした。
やはり初めてで、私の体が緊張していたという事もあり、彼が挿入しようとした瞬間、アナルが締まってしまったのです。
確かに、アナルは気持ち良いと感じる人もいますが、やはりお互いの気持ちが合わさって、初めて得られるのだと思います。
それから、彼は熱心にアナルの研究をして、いつか私を気持ち良くさせると宣言していました。
・やっと
そして、彼は毎日のように私のアナルを広げました。
最初は、どこが気持ち良いのか全く分からなかったのですが、やっと彼の指が2本入るようになった頃に、今までとは違う感覚がしました。
その変化は彼にも伝わったみたいで、彼は今度こそ成功させるから、もう一度だけチャンスが欲しいと言いました。
私は仕方がないと思い了承しました。
でも、彼だけに任せておくのは心配で、事前に私なりに調べておきました。
そして、心の準備もちゃんとしておきました。
アナルを使う男女は意外と多くて、私はこの行為がそんなに特殊ではないのだという事を、自分に言い聞かせました。
そして、彼が挿入したと同時に、息を吐き出し、彼を迎え入れやすくしました。
そして、彼も急ぎたい気持ちを抑えて、私が気持ち良くなるのを待っていてくれました。
最初は、恥ずかしくて顔を上げる事もできなかったのですが、彼が胸や前の方を愛撫してくれて、私の体から緊張感が抜けていきました。
そして、ゆっくりと動き出した彼に、私はリズムを合わせる事で、何とか前回よりは、気持ちよさを感じる事は出来ました。
ですが、絶頂までは至りませんでした。
そして、彼は最後が良くわかっていなかったので、終わった時に乱暴に抜いてしまったです。
そこまでは私も考えていなかったので、しばらくは動く事が出来ませんでした。
アナルを使ってみたいと言われた時に、すぐに了解してはいけないという事は良く分かりました。
そして、了承したからには、ある程度自分で知識を得ておく事も必要なのだという事を、改めて分かりました。
男性ばかりに任せておくのではなく、自分でも調べた方が、より簡単です。