小さい頃から甘えたい性格で
もうアラサーOLになってしまった私ですが、実は私には小さい頃からずっと抱き続けてきた願望があります。
それは年上の綺麗なお姉さんに甘えることです。
自分が知る限り、私は特にレズでもバイでもないのですが、自分の恋愛とは別の領域で「お姉さんに甘えたい」という願望があるのです。
一人っ子で兄弟がいないからなのかもしれません。
お姉さんが欲しかったのです。
妹は逆にいなくて良かったですね、
友達の妹などを子どもの頃見ていても鬱陶しいだけで特に羨ましいとは思いませんでした。
中学や高校時代から、よくネットで綺麗なお姉さんの画像を検索してはそのお姉さんにたくさん甘えている自分を想像して楽しんでいました。
別にエッチな妄想は一切ないのです。
ただ抱きついたり頭なでなでしてもらったりしたいだけです。
何があっても「大丈夫だよ」と抱きしめながら言って欲しいのです。
彼氏ができたりしても、それとは別に「お姉さんに甘えたい」という願望は消えることはありませんでした。
大人になってもこの願望は続いています。
ネットで「お姉さんに甘えたい」願望のことを検索した結果
中学高校からネットで自分のこの「お姉さんに甘えたい」願望について検索してみることは何度かありました。
でも本格的に検索したのは大学生になってからでした。
色々検索してみた結果、こういった願望を持った人たちはエイジプレイと言って小さな子ども、それも幼児やときには赤ちゃんのような格好をして、甘えることができる「お兄さん」、「お父さん」、「お母さん」、「お姉さん」などを探して一緒にプレイをしているそうです。
もっと極端な人たちは赤ちゃんプレイをするそうですが、それは更にマニアックっぽい領域だそうで、おむつまでして哺乳瓶からミルクを飲ませてもらったりして、ときにはおむつ替えをしてもらうそうです。
中にはそういったための、半風俗っぽいお店も存在するみたいですが、男性対象のものが多そうに感じました。
とある掲示板で「お姉さんに甘えたい」というテーマで建てられているスレがありました。
そこでは私のように年上のお姉さんに甘えたい人と甘えられたい人が交流して知り合う場になっていました。
以前からこの掲示板を毎日のように見に行く習慣はあったものの、初めて書き込みしてみたのは社会人になってからでした。
なんと去年だったのです。
甘えるためのお姉さんと知り合って
去年の夏、ちょうど会社の夏休みが始まる二週間前に書き込みしたのです、あの例の「お姉さんに甘えたい」掲示板に。
わりと正直に自分の年齢やOLだということを書き、身長150センチで普通体型、黒髪ロングと書きました。
性格は人見知り気味の実は甘えん坊だということも書き足しておきました。
そしたらなんと次の日には私の書き込みのすぐ下に「良かったら私に甘えてください」と書き込みがあったのです。
書き込みの内容によるとアラフォー女性で私と同じ一人っ子、ずっと年の離れた妹が欲しかったそうで、実は子どもが好きで保育士になりたかったものの、親の勧めで結局は銀行員になったそうです。
ラインの連絡先もオープンに書いてあったので、ラインを恐る恐る登録して連絡をとってみました。
言葉遣いも丁寧で、とてもまともな社会人の方のように感じました。
色々とやりとりをした結果、会社の夏休みの二日目に私が彼女の自宅にお邪魔することになったのです。
少し怖かったですが一応女性同士ということでそこまで警戒はしていませんでした。
甘えたい気持ちが強すぎてそういった安全面のことはあまり考えていなかったのです。
お姉さんに甘えた日
ラインでのやりとりでは銀行員の女性が「着るものは全部私が用意しておくから手ぶらで来て」と言ってくれました。
マンションの部屋のドアの目の前まで来たらチャイムを押し、待ちました。
なんと170センチぐらいの茶髪セミロングの、わりと綺麗な美熟女さんがいるではありませんか。
銀行員で茶髪とは少し意外でしたが。
「入って」と私の背中を手で優しく押しながら私を部屋の中に入れてくれました。
そのとき私はドキっとしました。
早い段階でのボディタッチには少し驚きました。
「趣味が手芸で、幼児が着そうなものを作っておいたの」と微笑みながら渡してきたのがピンクの上下が繋がっているカボチャパンツ型の、ちょっと赤ちゃんが着るロンパーズに似ているようなものでした。
なんだかよく分かりませんが確かに幼児が着そうなものでした。
その場で着替えた私は顔は真っ赤でした。
鏡で自分の姿を見たのですが、見事に私の150センチの身長にピッタリのものでした。
「可愛い!本当に可愛い、連れて帰りたいぐらい可愛い…ってあ、もう連れて帰ってるか!お姉ちゃんと遊ぼう!」
そう言ってくれたアラフォー美熟女さんは私を後ろから抱きかかえて膝の上に乗せてくれました。
そして私の身体を横に向けてお姫様抱っこ、というよりは赤ちゃん抱っこをしてくれたのです。
まるで赤ちゃんを寝かしつけるような体勢でした。
私のことをギュッと胸に押し付けながら聴こえるか聴こえないかぐらいの声で囁いたのです、「こんなに小さくて純粋で可愛い子見たことない、会ったばかりなのに大好きよ」と。
そして私を揺らしながらよく分からない歌を歌い始めました。
一体何の歌だったのでしょう。
やがて私の背中をトントンしながら子守歌を歌い始めました。
恥ずかしいことに本当に寝てしまったのです。
起きたらもう日が沈んでいて驚きました。
起きたときビックリしたのですが、真隣にいたお姉さんは「大丈夫?」と言って背中をさすってくれました。
「帰らなくちゃ」と言った私の着替えを手伝ってくれ、「今度また来たくなったらいつでもラインちょうだいね、私は多分一生結婚しないし疑似でも娘のような子が欲しいの、娘でも妹でも何でもいいけど」と言ってくれたのです。
あれから実は一度も会っていないのです。
ラインは繋がったままですが、何だかまた会いたいような、でも怖いような気もして、ノータッチのままです。
お正月休みはどこも行かない予定なので寂しくなったら連絡とってみようかな…と思っているところです。