元々ツイッターは好きなミュージシャンとの交流のため
去年の春に一度だけ少し刺激的な経験をしました。
もうやめましたが、思い出すたび「今頃あの性感マッサージの人はどうしているのだろう?」と思って少し懐かしい気持ちになるときがあります。
当時私は好きなミュージシャンを応援するためのツイッターアカウントを持っていて、そのミュージシャンや同じミュージシャンのファンの人たちと楽しく交流していました。
かなり平凡な趣味の私だったと思います。
仕事をして月に二回ぐらいは好きなミュージシャンのライブをライブハウスに聴きに行ってCDを買ったりサインをもらったりなど、半バンギャっぽい趣味だったのかもしれません。
でも結局一番応援していたミュージシャンは活動休止になり、もう一人応援していた別のミュージシャンも三ヶ月に一度やっていたライブ活動もやがて半年に一度に減り、気づいたら一年に一度やるかやらないかぐらいになっていました。
そのミュージシャンの方は会社員をやりながらミュージシャンもやっていた人なのであくまでも仕事の方が優先で、何とか時間を作って音楽活動もしていたそうです。
仕事が忙しくなりすぎてあまりライブをできなくなったみたいです。
そういう状態になったのが一昨年の秋ぐらいでしたね。
一昨年の秋までは主にその二人のミュージシャンに夢中になっていて、ツイッターでもツイートのやりとりを楽しんでいました。
そこまで有名な人たちではなかったのでファンの人たちに結構まめに返事をくれたりしたので、それもかなり嬉しかったのです。
でもさすがに二人とも活動が減って行くうちに、徐々に古い曲ばかり聴いている私は段々地味に飽きてきたのです。
人は何かか誰かに夢中になる際、そのためのホルモンが分泌されるそうですが、そのホルモンの分泌の限度が大体2、3年と言われているとニュース記事で読んだことがありました。
私の場合そのホルモンの分泌の限度が来たというのもあるのかもしれませんね。
気づいたら私もその二人のミュージシャンにツイートする頻度も段々減っていました。
性感マッサージとツイッターに出会いツイッターアカウントをリフォーム
去年の4月のある日、ボーっとしながらツイッターで色々退屈しのぎのためにキーワードを検索してはどういう人のアカウントが出てくるかチェックして遊んでいました。
やがてエロいキーワードも検索するようになり、どうやら性感マッサージをやっている男性のアカウントを複数見かけたのです。
どうやら女性の性感を開発したり発達させたりするためのマッサージを無料でやっていたりする人たちだそうでした。
その中の一人が自己紹介の部分に「45歳男性、ジムトレーナーをしながら休日には無料で女性に性感マッサージを行っています、興味ある方DMください、ご飯だけでもOKですよ」と書いてありました。
当時私は彼氏もいなく、友達付き合いもあまりまめではなかった時期ということもあり、人間や愛に飢えていたのですよね。
私自身もジムで運動する習慣があったため、鍛えられた筋肉が綺麗に付いている男性はかなり好きでしたし、自分の身体を見て評価してもらうのも好きでした。
胸はあまりなくても筋肉やお尻には自信ありましたから。
気付いたらその性感マッサージの男性をツイッターでフォローしている自分がいました。
でもそのときふと思いました。
ミュージシャンたちやそのファンたちと交流しているアカウントで私が性感マッサージ師と交流しているところを見られるのはちょっとどうか、と。
そして急いでいたせいか、気づいたらファン仲間のフォローを全て削除している自分がいたのです。
罪悪感を感じながらも「ごめんね」とつぶやきながらお互いのフォローを削除して行きました。
そして深呼吸をした後残っていた二人の大好きだったミュージシャンも削除してしまいました。
なんていうことをしたのだ、と思いながらも「いざとなったらまたフォロー申請すればいい」と思い、気づいたら私のツイッターアカウントには会ったこともない性感マッサージの男性しかいませんでした。
もちろん私が一方的にフォローしていただけでしたが。
性感マッサージ師とのご対面
とりあえず冷静になって頭を冷やすために一晩寝たのですが、翌日仕事中の昼休みにツイッターを開けてみたらなんとあの性感マッサージの男性も私のアカウントをフォローしていたのです。
仕事が終わった後の夜、部屋で緊張しながら私はDMを書いていました。
「今晩は。都内に住んでいるOLですが今は彼氏も出会いもなく、身体を触ってくれる人もいなく寂しいです。性感マッサージは受けたことないのですが本当に完全に無料なのでしょうか?」などと書いて気づいたら送信している自分がいました。
隅から隅までその男性のツイッターを見たのですが、実際に性感マッサージを受けた女性たちの体験記のリツイートがたくさんありましたのであまり怪しくないようにも見えました。
30分後にDMの返事がきました。
「初めまして、名前は〇〇と申します、DMありがとうございます。性感マッサージに興味を持ってくださり光栄です。」などと丁寧に返事をくれたのでした。
結局やりとりをした結果、都内のラブホテルで待ち合わせて性感マッサージだけをやってもらうことにしたのです。
かなりヤバイことをやっていると思いながらも、たまには刺激的なことをやってみたい、また恐らく他の女性の体験記によると安全でまともな人みたいだ、と判断したのです。
実際に会ったときには「こんな外見の整った人がなぜ?!」と思うぐらい細マッチョで目鼻立ちがはっきりした45歳の男性が待っていてくれました。
話し方も丁寧で、教養がありそうな雰囲気でした。
早速ラブホテルに入り、シャワーを浴びて裸になり、身体を解してくれるオイルマッサージから始まりました。
そのとき色々と私の身体を誉めてくれたのです。
「女性にしてはかなり筋肉付いていますね、鍛えていたりするのですか?」や「お尻の筋肉がこんなにパワフルに付いて鍛えられているなんて!」と半ホストクラブのホストのような嬉しい誉め言葉をたくさん言ってくれました。
気付いたら敏感なところまで濃厚なマッサージをされていることに気付き、「指入れてもいいですか?」と聞いてきたので「はい、大丈夫です」と即答している自分がいたのです。
性感マッサージは初めてでしたが、半分はエステのオイルマッサージっぽかったのでそれも別の意味で気持ち良かったです。
なんだか得した気分でした。
結局軽くイッた後にはティッシューで愛液を拭かれ、シャワーを浴びて終了でした。
結構高級な感じのラブホテルでしたが、ロビーでケーキセットを奢ってくれたのです。
「また気が向きましたらどうぞ、週末ならわりといつでもできますから。」と言ってくれました。
その後あっさりと別れたのですが、なんだか凄いことをした自分に笑っている自分がいました。
でも何となくこういうことは一度きりにしておいた方が良いとまた理性が働いてしまい、ツイッターアカウントそのものをその日中に削除してしまいました。
これで性感マッサージの人も私と連絡がとりようがないし、何か危険なことに発展しようもないはずです。
恐らくどの女性にも同じように接していたのでしょうね。
本来ならばエステや整体のマッサージに行くような感覚でたまに行き続けたいところですが、やはり何か面倒な関係に発展して欲しくはなかったので一度きりにしておきました。
たまにですが今でもときどきその紳士的な細マッチョ性感マッサージ師のことを思い出して妄想にふけることもあります。