性の悩みは人それぞれです。
ですが、性の悩みというのはとてもデリケートな事が多いものです。
悩みがあるからといって、簡単に聞けるものではありませんし、ですがほっておけば愛する人との距離は離れてしまうかもしれません。
そこで、性に対する悩みの対処法と解決方法をいくつかご紹介したいと思います。
1.性交痛
恋人や配偶者との性行為で、男性の性器を挿入する時に、女性が痛みを感じるという事は、少なくはありません。
主な原因としては、やはり充分に濡れていない状態での挿入です。
女性の中には、なかなか濡れないという事もあります。
そこで、男性の性器を挿入されたら、女性の体が受け入れないられないのも、当然です。
男性の早急な行為に、女性の体はついていけてないのです。
女性は、挿入した時に痛みがあっても、その事を男性にはなかなか言えないものです。
解決方法は、恋人やご主人にきちんと話しをしましょう。
そして、性行為の前には、丁寧に愛撫を施してもらいましょう。
出来るだけ、女性が快楽を感じている時に挿入すれは、痛みを感じる事はありません。
ですが、快楽は得ているのに、なぜか挿入する時に痛みを感じるという時には、もしかしたら膣に何かしらのトラブルがあるかもしれません。
専門医に事情を話し、きちんと診察してもらうのが良いでしょう。
大切な事は、痛みを我慢しないということです。
痛みを我慢して性行為をすると、性行為自体に嫌悪感を抱くなるようになります。
性行為に対して、マイナスイメージを持たない為にも、性交痛は放置しないようにしましょう。
2.タイミングが合わない
絶頂を迎える時に、タイミングが合わないという悩みもよく開きます。
ですが、その秘密は男性と女性のオーガズムを感じる時間に差が出てしまいます。
男性は、10秒前後でオーガズムを感じる事があります。
ですが、女性は男性よりも数倍は長くオーガズムを感じるので、タイミングが合わなくても、珍しい事ではありません。
男性は、女性がより性的な快楽を得られるように、挿入している間も、女性の快楽を刺激する事を忘れないようにしましょう。
そして、女性も自分の体の状況を詳しく伝えましょう。
絶頂を迎えそうな時には、その事を正直に伝えなくてはなりません。
性行為をする上で、互いの状況を伝える事は、とても大切な事なのです。
3.早漏の悩み
そして、男性にも悩みはあると思います。
特に早漏は、男性にとって、とても深刻な悩みです。
挿入してから絶頂を迎えるまでの時間があまりにも早いと、男性にとっては精神的なダメージへと繋がります。
そして、女性にとっても、とてもデリケートな問題です。
ですが、諦めるにはまだ早いです。
まずは早漏の原因を探る事です。
早漏で悩んでいるという人は、まずはなぜ早漏なのか、その原因を調べてみましょう。
もしも、敏感すぎてしまうという人は、コンドームの厚さを普段よりも少し厚くしてみましょう。
性器への刺激を少し鈍くする事で、射精への時間を伸ばす事が出来ます。
そして、性行為の最中に射精したいという欲求を我慢する事です。
絶頂を迎えそうになった、射精したいという気持ちを我慢する。
これで、少しは鍛えられるのです。
そして、早漏の原因としては、セロトニンの減少も考えられます。
なぜセロトニンが早漏と関係あるのか?と、思う人もいるかと思います。
セロトニンは、自律神経を司る大切な神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経のバランスが大切です。
早漏と関係しているのは、副交感神経です。
その為、副交感神経を優位にしてくれるセロトニンは、とても大切な物質です。
では、セロトニンはどうしたら増えるのでしょうか。
それは、規則正しい生活です。
早寝早起きを心がけて、バランスの取れた食生活、毎日の運動がセロトニンを次第に増やしてくれます。
セロトニンが増えれば、早漏の改善にも繋がります。
恋人との幸せな生活の為にも、早漏は早めに治した方が良いです。
4.不感症
恋人や配偶者との性行為において、快楽を感じなくなってくるという事もあります。
決して相手を嫌いになった訳ではないのに、性行為に至るとなぜか快楽を感じない。
この場合は性行為に対するマンネリ化も考えられます。
好きな人との性行為は、精神的には確かに満たされますが、肉体的にはマンネリ化を感じてしまい、互いに快楽を得られなくなるという事もあります。
マンネリ化から脱出する為にも、時には旅行に行ったり、部屋を模様替えしたりしてみるのも良いと思います。
シチュエーションが変われば、気持ちも変わります。
いかがでしたでしょうか。
性の悩みというのは、人それぞれですが、簡単に相談出来ませんし、解決方法も自分で見つけるしかないのかもしれません。
ですが、愛する人との生活の中で、性行為は、肉体的な快楽以上の意味があります。
もしも、性行為において、何か悩みがあるとしたら、出来るだけ早めにその理由をつきとめて、早めの解決を考える事が大切です。