童貞喪失って淡くて酸っぱい青春時代の可愛い思い出になるというイメージがあり、僕もそんな喪失体験に憧れていました。
だからこそ大学に上がるまでじっくり温めていたわけではありませんが。
僕の童貞喪失は大学2年の春先、ぽかぽかと気持ちいい季節になり何か新しいことを始めるにはもってこいの時期。
しかし、思ってもみなかったほど壮絶な光景が繰り広げられる初体験となってしまったのをここに発表いたします。
〈大学デビュー〉
それまで冴えない街道を一身に歩んできた僕、大学ではそんなことにはならないぞと、一路はるばる東京の大学に入学を果たすのでした。
冴えない僕は東京の刺激的な街にカルチャーショック、入学当時は学校になれることと一人暮らしの大変な一面にてんてこ舞いの日々となり、思い描いていたキャンパスライフとは全くの無縁状態。
見事にスタートダッシュで後れを取ってしまったのです。
やっと兆しが見えたのが夏の7月頃になってから。
同じゼミで学んでいた同級生の友人が出来たところからです。
その友人は結構なチャラ男でして、高校時代からもしっかり遊んでいたご様子。
しかし彼の生粋の人当たりの良さが功を奏し、ダッシュで躓き心が擦り切れそうな僕でも意外と楽しく付き合うことが出来ていたのです。
関係が深まるにつれ恋バナになるのですが、もちろんそんなエピソード童貞の僕にはあるはずもない。
強いて言うなら初恋の女の子の話くらいです。
そこで彼のたぐいまれなるコネクションを駆使して、その夏合コン三昧の日々を満喫することになりました。
〈そして運命の合コンが開かれる〉
はじめは緊張緊張また緊張と緊張の連続技、大学入学時と同じようなタフな日々でした。
でも女の子と話できるのが楽しくて、相手もかなりオープンザドア~なので積極的にエロいんです。
ただ戦歴は振るうことなく、友達としてメールやラインの交換に止まります。
そして何より悔しかったのが、友人の彼が全部おいしいところを持っていくこと、引き立て役に駆り出されているのかと思うくらいでした。
そんな状態に業を煮やした僕は、彼にぶっちゃけトークで思いのたけを伝えます。
「お前ばっかり、ズルい」「もう合コンなんてまっぴらだ」必死に絞り出した言葉に、彼は何か感じることがあったみたいで、今度は僕に華を持たせてくれるということで納得させられてしまいました。
それから数週間、秋が深まり始めたさわやかな昼下がりに、彼からの伝令を受けます。
今度の合コンは何と社会人のお姉さま方、しかもヤリコンに近く、ムラムラしたOLさんたちが参戦してくるとのことで色めき立ちました。
そしていざ会場となる居酒屋へ乗り込む我々大学生チーム、落ち合ったOLチームは社会人だけあって結構色気に溢れている感じです。
〈合コンでついにお持ち帰りされました〉
OLさんたちは我々の事を完全にお子様扱い、僕のことを童貞と分かるや否や、胸の谷間をみせてきたり腕を組んで胸を押し当ててきたりと、いろいろちょっかいかけ始めてくるのです。
それなりに場数は踏んできたつもりの僕も、そんな積極アピールに沸騰状態で舞い上がり。
OLさんたちは、そんな僕を見てさらにイタズラ三昧、このまま襲われてしまうのではないかといった状況です。
初キスもここで、OLチームのリーダー格のカオリ。
体格がよくグラマラスなボディのパワー系OLの彼女に不意に奪われてしまう結果に。
ウフンッなんて舌も絡めてくるような大人のキッス、から揚げに付いていたレモンの味が記憶に残っています。
そろそろお開きになるころ、ここで自由解散でそれぞれがバラけて夜の世界へ。
僕は初キッスの相手のカオリとその後輩ユミ、ヒロミの3人に捕まってしまい、カオリの部屋にお持ち帰りされちゃうのです。
〈そこでついに童貞喪失〉
さすが社会人だけあっていい部屋に住んでいます。
軽く盛り上がった後、カオリさんたちはニヤッとした笑顔で僕を見つめてくる。
食われると確信し、すべてを委ねることに徹します。
まずは立たされそのままズボンを下ろされる。
「わあ~、これが童貞チンポだ(笑)」と盛り上がるカオリ一派、誰彼構わず、僕のチンポをちんちくりんと弄り倒されマジ勃起、お姉さん方におもちゃにされてるのにちょっとうれしいのは童貞の情けないところです。
するとカオリが「味見する」と息巻いて、グチョっと咥えてくる。
洗ってないのでいろんな風味を感じたのでしょう。
カオリは「スゴイおいしい、焼肉よりイイ」、その他「キャーうっそー」なんてさらにボルテージアップ。
そこからは味見タイムで次々のチュッパチュパ、童貞チンポは暴発寸前、発射したのはリーダーのカオリの顔面です。
「あぁぁ」その一瞬カオリはドMな表情を見せたのがすごく印象的でした。
しかし主導権はOL軍団、そのまま寝かされるように次なる展開はセックスです。
ムードも何もない乱交の世界での童貞喪失、OLさんたちはとっかえひっかえ僕の上で朝まで腰振りダンシング。
僕も若かったこともあり、それに応じられるスタミナがチンポにあったことに驚きです。