ー初体験後にー
私が、自慰行為を初めてしたのは、初体験の後になります。
当時、付き合っていた彼と初体験をしたのですが、一度目は痛くて仕方がありませんでしたが、二度目からは、痛みも無く、気持ち良さもありオーガズムを迎えたんです。
当時はオーガズムという言葉も知りませんでしたが、背筋にゾクッとしたものが走り、身体がピクピクとしたのを感じました。
私は、自分の身体の中の何処に触れたら、あれだけの気持ち良い感じになるのだろうと、いつも不思議な気持ちでした。
彼との性交為を数回する度に得られるオーガズムをいつも味わっていたいと自分で思う様になりました。
けれど、彼と毎日会って、性交為をする分けにもいかず、私は、自分で触ってみる事にしました。
誰も居ないのを確認してから、自分の部屋に鍵をかけ、ベッドに仰向きに寝転がり、スカートを捲り、両足を左右に開きパンティの上から、盛り上がった部分や性器の周りを、優しく撫でてみました。
それだけでも、身体がピクッっと反応し始め、履いていたパンティがしっとりと湿り気をおび始めました。
私は、パンティの上から、指を上下にゆっくりと擦ると、性器の上の方の小さな突起物に触れた時にだけ、身体が、ピクッ、ピクッっと、凄い反応をみせ、自分でも気持ち良いと思ってしまい、その部分のみを集中して触ると、背中にゾクゾクした電気の様なものが走り抜け、オーガズムを迎えてしまいました。
ー自分の性器を見てみたいー
あっという間に、オーガズムに至った私は、まだまだ物足りなさを感じて、そのまま、小さい突起物に触ろうとすると、ピクピクが止まらなくなってしまい、一旦休憩するかの様に、突起物以外の部位を、指先で撫でていました。
ふと、横を向くと姿見に、自分の自慰行為が写し出されていました。
ちょっぴり恥ずかしさといけない行為をしている気持ちになりましたが、自分の欲求を満たす為に、私は鏡を見ながら、触り続けました。
(あっ、そうだ。)
私は、心の中で思うと、ベッドから飛び起き、スカートを脱いで、湿り気をおびたパンティを脱いで、姿見の前に座ると、両足を開けました。
(こんな感じになっているんだ…。)
私は、初めて見る自分の性器に驚きながら、ヒダを左右に広げてみたり、口の開いた部分に指先を入れてみたりしました。
けれども、ピクピクと気持ち良いという感じではありませんでした。
私は、あのピクピク感を味わいたくて、ヒダを広げて、上の方を見てみると、小さい穴が見えて、その上に小さく丸い突起物が見えました。
(これかも…。)
私は、鏡を見ながら、小さい突起物を指先で触ると、やっぱり凄く気持ち良いんです。
私はそのまま、突起物を擦っていると、性器がウズウズとウズき始め、入れて欲しいと思う感情が芽生え始めました。
ヒクヒクと動き始める性器から、生暖かい液体が流れ始め、お尻の割れ目へと流れて行きました。
自分の淫らな格好を姿見で見ながら、興奮してしまい、性器から流れ出る液体を指先で掬っては、突起物に擦りました。
(き、気持ち良い~。)
私は、またオーガズムを迎えてしまいました。
二度目のオーガズムを迎え、少し脱力感に襲われながら、ベッドに凭れ放心状態になっていました。
ーもっと気持ち良くー
突起物の刺激だけで、二度のオーガズムを迎えたのですが、私の欲求は満足していませんでした。
突起物に触れると、オーガズムを得られる事が分かったので、今度は、上半身も脱いでしまい、全裸の状態になりました。
自分が、性器や突起物以外にも気持ち良い部位があるかどうかをまさぐってみました。
首筋や乳房や乳首、お尻に内太もも等を指先で撫でると、やっぱり私乳首が感じると思いました。
触る前から、硬く突起してしまっている乳首を、指先で摘まんでみたり、引っ張ってみたりしていると、身体も気持ち良いのか、性器がまたウズき始めました。
今度は、乳首を触りながら、性器もゆっくりと指先で上下に擦ってみると、さっきまでしていた自慰行為とは比べ物にならないくらいに気持ち良さが倍増しました。
思わず、鼻から抜ける息に声が混ざり、小さく喘ぐ声も出てきてしまいました。
性感帯である乳首と性器の合体技に、自分でも怖いくらいに、気持ち良くて仕方がありませんでした。
目を閉じては上を向き、また、鏡を見ながら、自分の淫らな自慰行為を薄目を開けて見ては、また目を閉じて、頭の中には、彼との性交為を思い出していました。
彼の性器は見た事はありませんでしたが、彼の性器が私の中に入ってくる感触を思い浮かべ、自分の性器の中に指を入れたり出したりを繰り返し、濡れた指を突起物に擦っては、また、指を入れるを繰り返しました。
乳首も指先で挟みながら、グリグリと擦っていました。
指を入れていた性器の中は伸縮を繰り返しながら、次第にはギュッ~っと穴が狭まり始めました。
私は穴に指を入れたまま、乳首を触っていた指で、突起物を擦りました。
(あっ、もう、ダメ~。)
性器と突起物のダブルで、さっきよりも更に気持ち良いオーガズムを得る事が出来ました。
始めての自慰行為に、性交為と似た感覚を覚えてしまった私は、自分でも満足が出来るんだと思ってしまいました。