セックスに関して決して興味が強くなかったガリ勉高校出身のウブな私
親の仕事の都合で18歳までアメリカで生まれ育った私は、今でも忘れられない、かなりくだらないながらも笑ってしまう初エッチの経験があります。
郊外の進学校と言われている、勉強熱心な地域の高校で、皆ひたすら勉学に励み良い大学に入ることばかり考えている中、私は意外と彼氏ができるのが早い方でした。
自分でも決して早熟だとは思っておらず、逆に小学生や中学生のときに学校で受けた性教育もあまりピンと来ないままでした。
教科書ではセックスとはどういうものか、一応先生から聞いてはいて頭では分かっていたものの、実践しようと自分から考えたことはなく、中学生の時点では「結婚するまでは自分とは縁のないもの」とばかり思っていました。
中学生のときにはネットで色々と検索しているうちに面白半分でアダルトビデオの動画を部分的に観てしまったりしましたが、かなり激しく挿入してガンガンセックスしている姿しか印象に残っていなかったせいか、セックスとは痛くて怖いもの、という印象が強かったです。
あまりやりたいものだとは思っていませんでした。
初めての彼氏と知り合いやがて親に内緒でセックスをすることに
自分でも意外に思うぐらいですが、私は14歳、アメリカで言うと高校の一年目である9年生に当たるのですが、そのときの一学期目に早速彼氏ができたのです。
相手はアメリカで生まれ育ったいわゆる「ABC」、「American Born Chinese」、すなわちアメリカで生まれ育った中華系の人、でした。
今でも友達としての関係は長年続いているのですが、彼が私の人生初の彼氏と言える存在の人でした。
中学から一緒だった彼は同級生で、中学のときに一度告白されたことがあったのです。
そのときは私は彼氏そのものに関心は薄く、面倒だったこともあり彼のことは友達として好きでも恋愛感情を感じたことがなかったため、断りました。
やがて高校生になり、周りも少しずつ彼氏や彼女ができるようになったとき、「恋人がいることは一種のステータス」と無意識的に思うようになったのでしょうね。
校内を恋人と手を繋いで歩くことを誇りに思う人が多かったです。
と、ちょうどそのときに彼は再び私に告白をしてきて付き合ってくれないかと頼んできたのです。
正直な話、依然として恋愛感情はなかったのですが「彼氏がいるのも悪くないかもしれない」ぐらいの軽い気持ちで私はそのときはOKしたのでありました。
友達としては決して嫌いではありませんでしたし、気楽な存在だったのでなんとなくOKした、といった感じでした。
セックスに関して真面目ながらもシュールに話し合う二人
かなり笑ってしまう程何でもオープンに話し合えるような彼氏だったことは良かったと思います。
はっきり言って決してイケメンと言われるような外見ではなく、学校のスクールカーストでも決して上の方ではなく、人気がある人でもなかったということもあり、誰でも気軽に話しかけることができるような気楽な存在の人でした。
決して勉強や運動ができるような人でもなく、実家がお金持ちということもなさそうでした。
そんな気楽な彼と私は、ショッピングセンターのようなところで二人でデートしている際、飲み物を飲みながら座ってセックスに関して色々と話し合いました。
高校一年生のときの一学期目には生物の時間で性教育がありましたが、そのときにはセックスのことを学びました。
セックスの仕組み、避妊用ピルの仕組み、性病のこと、コンドームの使い方などもバナナを使って付け方を教室内で練習しました。
しかし二人ともセックス経験は全くなく、未知の世界でした。
そういった中、私の両親が日本に二週間用事のために帰国する予定が分かったので、ショッピングセンターではそのことを話しました。
家が二週間空くということで、試しに私の家でセックスをしてみないか、という話をしました。
コンドームは彼が持ってくることにし、親が日本に出発した二日目に学校が終わった後一緒に帰ってセックスしよう、と約束したのでありました。
いざ放課後私の家に二人が帰ったとき、かなりシュールな姿で初めてセックスをすることになった二人でした。
「勃起するためにはどうすればいい」、「入れやすくするためには日本のAVでやっていることをやればいい」など、日本のAVを観たことがある彼が色々オープンにヘラヘラ笑いながら言ってきました。
裸になるのが恥ずかしかったので、二人とも上の服は着たまま下だけ裸になった状態で、服の上から乳首をいじり合ったりしましたが、本当にふざけながらヘラヘラしている感じで最初の30分は何にも感じることができませんでした。
ちなみにコンドームも付けましたが、初めてだったのでちゃんとそれで本当に避妊できるかも不安でした。
やがて二人ともオナニーをしてある程度イキそうな状態にした直後、半強制的に挿入に励みました。
痛くて怖くて泣きそうになりましたが、一応汗だくになりながら一応挿入に成功しました。
でもせっかくオナニーした後のイキそうな状態も一気になくなり、痛みしか感じなくなったのでそこでやめました。
「まだ今度やってみよう」と二人で決めました。
私の自宅のリビングのソファーには汗と少しの血が付いてしまいましたが、彼から出たものがあったかどうかは見てもいませんし覚えてもいません。
お互い気持ち良くなることはできませんでしたが、一応挿入そのものには成功したので、二人とも「一応セックスした」と認識し合いました。
結局二回目がある前に分かれてしまいましたが、セックスそのものを未熟な二人が学校の性教育とネットで見かけたAVを参考にシュールに励んだ、人には話しにくいセックス経験でした。