一般的に、異性の体など性的な事に興味を覚え始めるのは小学校高学年から中学生などいわゆる思春期と呼ばれる時期になります。
なのでこの時期に自慰行為を覚える事も多いのですが、初めての自慰行為の際にはいくつかの注意点があります。
【正しい知識を持つ】
まず、最も重要なのは自慰行為に対しての正しい知識を持つことになります。
と言うのも自慰と言うのは基本的には性的な欲求が抑えきれない時に行われるようになっていて、勉強の妨げになるような場合や運動で発散しきれない時などに行う行為だとされています。
なのでこの基本的な自慰行為の目的をしらないままだとただ気持ちいいからやってしまうと言う状態に陥ってしまい、逆に成績不振や体調不良など悪影響を及ぼす結果になってしまう事も珍しくはありません。
ただ、この正しい知識を持つというのもやや難しくなっていて、多くの場合はインターネットから知識を得ることが多くなっています。
したがって間違った知識を正しいものだと誤認してしてしまう事もあり、できれば親や年上の親族など信用できる人から教えてもらう事が良いとされています。
また養護教諭に聞く事も良いと方法だとされていて、一般的に小学校でも思春期を迎える時期には養護教諭から性について学ぶ時間が設けられています。
なので、多くの養護教諭は相手が子供でも正しい自慰行為ができるように教える事が可能性になっています。
【基本的なやり方を知っておく】
次に正しい知識の一環として自慰のやり方を学ぶ事も重要になりますが、最初に変な癖をつけない事が重要だとされています。
例えば男子であればローションなどの潤滑剤を最初から使ってしまうとそれ以外では射精しにくくなってしまいますし、女子であれば電動マッサージ機などを使ってしまうと刺激が足りないと感じやすくなってしまいます。
そして、そうなってしまうと通常の自慰では満足できなくなってしまい、自慰行為が加速度的にエスカレートしてしまう可能性が出てきます。
なのでまずは余計な道具は使わないようにして、ある程度は自制ができる年齢になるまでは控えた方が良いと言えます。
さらに男子の場合は床に擦りつけたり女子の場合は机の角などで自慰行為ができるのですが、このようなやり方も良くないとされています。
床に擦りつけていた場合には通常の自慰では圧力が足りないと感じてしまうようになりますし、机の角も指よりも強い刺激となりますので同様の結果になってしまう可能性が出てきます。
【手指を清潔にしておく】
男女を問わず性器と言うのは非常に敏感でデリケートな部分になります。
なので自慰行為の際にはしっかりと手を洗い指の先まで綺麗にしておく事が大切になります。
そうしないと性器に雑菌などが付着し、膀胱炎などを引き起こす可能性や場合によっては性病の引き金にもなる事があります。
また清潔にすると言う事からお風呂場で自慰行為をするケースもあるのですが、この時に注意しなくてはいけないのが浴槽の中では自慰をしない事になります。
そもそも家族皆が入る場所などで自慰をするとお湯が汚れてしまいますし、自分が最後に入る場合であればお湯から雑菌が性器に入り込んでしまう可能性が出てきます。
さらに、体を洗っている最中などにしてしまうと石鹼などが沁みてしまう事がありますし、女子の場合はシャワーなども強すぎる刺激となる事があります。
【最初から快感を与えすぎない】
初めての自慰行為で特に注意しておくべきなのは、あくまでも気持ち良くなる事が目的ではないと知る事になります。
というのも上記のように性的な欲求を解消する事が目的になりますので、男子は射精できれば良いと言えますし女子も必要以上の快感を感じる必要は無いと言えます。
むしろ初めての自慰行為から過剰な気持ちよさを覚えてしまうと後々困ったことになる事が多く、この場合は自慰行為の回数が多くなってしまったり将来的に性行為が満足にできなくなってしまう可能性があります。
したがって初めての自慰行為をする際には性処理であるということを認識して、快感を得ることが目的ではないと意識する事が重要になります。
なお性欲と言う物は人間の三大欲求に数えられてますので、自分の意思だけでは抑える事が難しいとされています。
なので初めての自慰行為でも強い快感を求めてしまいがちなのですが、この時には事前に運動などをして体を疲れさせておく事が良いとされています。
基本的に人間は疲労が溜まってくるとそれを回復する事を最優先にしますので、疲れた状態であれば自慰行為もそれほど激しい物にはならないとされています。
したがって、上記のような弊害を起こすほどの刺激になることは少なくなると言えます。
これが初めての自慰行為の際には事前に運動した方が良いとされる理由になっていて、部活動などをやっていればその後が良いですしそうでなければ軽い運動をしてからが良いとされています。