「出会いときっかけ」
当時19歳の頃、付き合っていた彼氏と別れてしまい、一方的にふられてしまったのがショックで、出会い系サイトに登録をしました。
サイト名は忘れましたが、雑誌などの最後のページにある写メなどを登録できるやつだったと思います。
初めて使ったので私もあまり慣れていなくて、ニックネームは偽名でしたが、登録県を実際の県にしていました。
すると登録開始数分で色々な人からメッセージがサイト内の掲示板に届きました。
実際の住所と近い人達ばかりでした。
その中から3名を選び実際のメアドを交換する事に成功しました。
一人はヒップホップ系のワイルドな感じの少し年上の車持ちFさんでした。
もう一人は30歳くらいの社会人で自称ヤバイお仕事をしているとゆうニグロパンチのIさんでした。
最後の一人は私とタメの19歳で甘えん棒タイプの自称ジャニーズ系の少年Aさんでした。
写メは本当に三人ともタイプでした。
とりあえず当時はまだラインが普及してなかったので、普通のメールでメル友としてやり取りをしていました。
「ワイルドFさん」
写メは本当にタイプで一番候補でした。
車はいじるのが大好きでヤン車だという事でした。
あごには、チョビ髭があります。
Fとは、メアド以外毎日電話をする仲になりました。
声がめちゃくちゃ格好良くて「早く会いたいね」とよく話をしていました。
実際に夜会う事になり、待ち合わせ場所に行きました。
実際に会うのは本当に怖かったので、友人に頼んで少し離れたところから見ていました。
するとダサいシビックに乗ったFが現れました。
車はヤン車どころか、車高が低いだけのただのシビックでした。
そして、実際に顔を見に行くとこれはまた、変なハットを被り夜なのにサングラスをかけた変な人でした。
何か電話での印象がだいぶ違いショックだったので、ご飯でもして帰ろうかとなり、私の友人と3人で居酒屋に行きました。
彼は、私をお持ち帰りするつもりだったので食事の代金も出してくれました。
お礼を言って「今日はすみませんでした」と謝って別れました。
すると、直後に怒りのメールが鬼のように飛んできました。
怖くなって友人と隠れるように歩道橋に登り車道を見ていました。
さっきのシビックはウロウロ私を探していました。
危険を感じたのでその日は家にまっすぐ帰りメールは拒否をしていました。
「ニグロパンチIさん」
こちらは、関東出身の仕事でこちらにいるというヤバイお仕事の社会人でした。
写メは少しぽっちゃりしているもののスーツ姿にサングラスのイケメン風でした。
彼とも電話をしてみる事にしました。
しかし、彼はメールは長文が帰ってきますが、いつも電話には出ず「僕はシャイだから」なんて言っていました。
ある時メールで喧嘩になりイライラしたので、そのままサヨナラする事になりました。
「甘えん坊少年A」
こちらは、自称ジャニーズ系で彼曰く、親がジャニーズに入れたいから、いづれ東京に行くかもしれないとゆう人物でした。
年もタメだし、私の中では結構なお気に入りでした。
当時私はカラオケ屋さんでアルバイトをしており、彼もカラオケが大好きだとゆう事でメール、電話で一番仲良しでした。
メール内容も優しいし、この人ならバイト先くらいは教えてもいいかなと思いバイト先だけ本当のものを教えました。
それから数日してバイト先に本人が現れたのでした。
写メ、イメージともに別人級に違ったので全然わかりませんでしたが、私がたまたまフロントにたっている時に来たので逃げる事も出来ずに初対面を果たしました。
正直全然格好良くなくて、嫌な気持ちでした。
でも、彼はメール、電話ともに優しくて思いやりがあるタイプだったのが災いして、私が仕事終わるのを何時間も待つと言ってきました。
残業だとゆう私の断りもスルーされてしまい、バイト終わりに別のカラオケでデートする事になりました。
とりあえずカラオケに行き、これは楽しむしか無いと思い飲み放題を頼みお酒を二人で沢山飲みました。
彼は見かけより中身は優しい人のようで、それなりに楽しく遊んでいました。
しかし、もうすぐカラオケのオールナイトが終わる朝方になった頃、酒が回ってきたと言い出し、私に抱きついてきました。
正直嫌だったので、帰ろうと伝えました。
すると、家出をしてきたので帰る場所が無いので、ラブホに誘われました。
それはさすがに嫌だったので、彼を置いて一人で帰ることにしました。
彼は酔いつぶれて寝てしまったので、カラオケの代金を置いて一足先に帰りました。
私は帰りの足が無かったので、始発が出るまで駅の路上で時間を潰していました。
するとAが目を覚まし、私を探しているとの事でした。
電話が沢山なり続けとても怖かったです。
もし出会い系アプリを使うのならば実際に会ってみてお互いに気に入って交際が始まってから、地元を明かさないと実際に会いにきてすごく怖い思いをするなと反省しました。