・周りから馬鹿にされた中学時代
自分は性に対しての目覚めがかなり遅く、勃起という言葉を知ったのも中学に入ってからのことでした。
そんな自分がオナニーについて知ったのも中学2年の終わり頃、周りの友人がみんなオナニーしてるぜって言い出したのがきっかけでした。
自分はなんのことだかわからずすかさず聞いたのですが、終始、そんな事柄に対して恐怖しか感じなかったのを覚えています。
なんだか、日常が崩れてしまうかのような恐怖でした。
変なことを知ってしまった背徳感や、自分以外のみんなは経験済みだとへの劣等感もわずかにありました。
そして全員に自分のオナニー経験が遅れているということがバレてしまいました。
そんなある日、友人の一人から「あれ、なんかお前、精子くさくね?」と言われました。
射精したことのなかった自分は「まさか、夢精してしまったのか!」と思い本気で焦りました。
すると他の奴らも便乗する様に、総勢で「イカくさい」と言い始めました。
しかし自分は臭わなかったので、わからないよと逝っていると、「オナニーしたことあるやつしかわからねえよ」と言われ、逃げる様に急いで帰る、という経験がありました。
・初めてのオナニー
自分の初めてのオナニーは、映画を見ながらのオナニーでした。
当時まだ中学生でしたのでAVはおろか、エロ本ですら入手は困難でした。
強いて言えばテレビのチャンネルを60とかに合わせておくとわずかにAVの映像を受信できることがあったのでそれを見たりはしていましたが、初めてのオナニーは本当に怖かったのですぐに実行できずにいました。
それと当時はアイドルコラージュの様なものが流行っていましたが、携帯のパケット代制限がかかっており見ることはできませんでした。
・映画のエロシーンとの出会い
そして映画のエロシーンでのオナニーに行き着きました。
芸能人の裸がみれた!という感覚に近い記憶があります。
幼いながらに見ている映画って、映画を見ているうちに、ハリウッド女優さんに感情移入していき、半分好きになっているんですよね。
金曜ロードショーなどで少しいかがわしい映画ってあったと思うんです。「オー○○ィン○ワーズ」とか「○ピー○ーズ」とか。
そんな映画を眺めていると親がチャンネル変えちゃうんですよね。
もう悔しさしかなかったのを覚えています。
それであるとき「バ○オ○○○ド2」のDVDを親に買ってもらったんですけど、主人公の仲間の女性にすごく胸熱になったんです。
その女性がまぁ強い。
ゾ○ビたちをばったばった蹴り飛ばしていくんです。
そしたらなんとすごい頻度でパンチラするんですよ。
もう無我夢中で一時停止しまくってちょうど良いモロ見えのアングルで止めたとき、恥骨から足にかけての、ちょうど股間部分の骨が浮き出てるのを見て、すごい興奮を覚えました。
映画のヒロインは最初からエロ目的じゃないから、普通の女性のパンチラが見れた感覚になりました。
エロ目的じゃないのにエロい目線でみれるのです。
特にアクション映画なんかはそんなシーン一瞬なので、そこを一時停止ボタンで切り取るような、ネットで検索しても見れないようなベストショットを停止ボタン次第で好きに変えられる、という臨場感、ライブ感が堪らず、この映画のハリウッド女優を支配してるのは我なり、という感じで、一時停止をしては鑑賞して、というのをひたすら繰り返していました。
・初めての催し
するとある瞬間、なんだかすごくふわ〜っとした気持ちになってきました。
もう自分のあそこはパンパンにギンギンにいきり勃っていました。
しかし自分のあそこから白濁の駅が出てくるという事実が怖すぎた自分は堪えました。
いやいや、だめだめ、と。
そして、ひとまずトイレに駆け込みました。
トイレの中でガチガチになったあそこを確認して、目を閉じて、映画のヒロインを思い浮かべました。
するとまたまた不思議な気持ちになってきて、3回ほど初めて自分のあそこをしこってみたところ「ングッ!」っと、気づいたら出ていました。
本当に衝撃的な出来事で、しばらく放心状態になったのを覚えています。
・古本屋へ調達
そこからは晴れてエロ友人たちの仲間入りを果たし、みんなでよく古本屋までわざわざ30分ぐらいかけて行き、エロ本を回し読みしていた記憶があります。
あの頃の性欲って計り知れないものがあります。
もちろん身近なものとして映画でのオナニーも続けていました。
アクション以外のもいろいろ試しました。
そして深夜帯にやっているちょっとえっちなアニメなどを知る様になるとそこからはそっちにシフトしてアニメで抜く様になりました。
あのころの記憶は今でも鮮明に覚えています。
一度オナニーを覚えてしまってからは猿の様に毎日しこしこしていました。
部活は柔道部でしたが、部活でハードな運動をしているときも、投げられている時でも頭の中は帰ってからのオナニーでいっぱいでした。