サイト内での話
出会い系サイト内では、顔などは分からずだいたいどんな感じかだけ聞いていました。
相手の人は顔写真など出していなかったので分かりませんでした。
初めて会って
その日は、駅で待ち合わせをしましたが、相手の顔も分からず不安と期待で待ち合わせに向かいました。
待っている時間は、期待と言うより不安です。
見知らぬ女性からこんにちはと声をかけられ、一瞬はっとしましたが、好みの女性のタイプではありませんでした。
しかし、相手の方は私の顔もサイト内で知っていたため、大よそのタイプだったのかもしれません。
まあ、せっかく会ったんので、食事をしようと言うことで、何が食べたいのか彼女に聞きました。
この街に来るのが初めてと言うことも有り、自分の知っている店に行くことにしました。
彼女の自宅はこの場所から40キロも離れた所にあるとの事で随分と頑張ってきてくれたんだと思いました。
そんな、ことで若干お洒落な所へ連れて行くことにしました。
彼女は嬉しそうだったのを覚えています。
まあ、友達程度でいいやと思い、私は気を取り直して今日は楽しむぞ!と言い聞かせました。
薄暗い所でお酒も入ってくると、相手の顔がとかスタイルがとか、もう気にならないものです。
ただ、会話を楽しんで、お酒を注文して、おいしい物を食べて彼女も楽しそうにしていたし、これはこれで良いんだという感じでした。
時計を見ると相当な時間が過ぎていました。
もう帰らないと終電なくなる時間だったので、彼女に帰る様に促しました。
すると、今日は帰りたくないと言うので、駅近くのホテルが有るから、そこに泊まればと空き状況を調べました。
私は、遠いですがタクシーで帰ることを伝えました。
そして、随分と酔っぱらったまま、店を後にしました。
そしてビジネスホテルへ
店を出てトボトボ歩いて向かいました。
彼女は寄り添いたいような雰囲気で横を歩いていましたが、僕はそんな気持ちではなかったので、彼女に触れる事は有りませんでした。
そして、ホテルに到着し、またね。
と帰ろうとすると彼女は泣きそうな感じで一緒にいてほしいと何度も言いました。
相当、困ってしまいましたが、あまりにも長い時間そんな事になってしまったので、とりあえず、部屋まで向かうことにしました。
部屋に入って
8月か9月上旬だったので、夜でも凄く蒸し暑かった事を覚えています。
ネクタイは外していたけれど、外で彼女と押し問答したため、汗が凄かった。
そして、大分お酒を飲んで酔っていたので、気持ち悪い感じになっていました。
彼女は、ベットに座っていました。
僕は何とも言えない雰囲気でしたが、とりあえず帰るね。
と言いドアに触れたら、行かんといてと言われて。。
また、話をする事にしました。
まあ、とりあえずシャワーを浴びる、そして帰ると言うことになり、先に自分が入って、後で彼女が入る事にしました。
この時、既に午前2時くらいになっていたと思います。
そして、またスーツに着替えようとした時、今日は一緒におってと泣かれて、仕方が無く一緒にホテルに泊まることにしました。
でも、もう眠たくて、疲れて早く寝たいと思うばかりです。
先にベットに横になり、酒に酔って頭がグルグルしている様な状態でした。
多分一瞬で寝てしまいます。
その間に彼女はシャワーを浴びている様でしたが、記憶があいまいでした。
彼女がベットに
彼女がベットに入って来て、僕は眠りに付こうとしていた時後ろから抱きついてきました。
でも、僕は眠たいし、彼女に性的な興味は全くありません。
彼女は僕を好きになったんだと思います。
一生懸命に構ってほしそうに体を触っていました。
そして、下半身も触ってきました。
男ってそんな気が無くても眠たくても残念ながら反応してしまうのです。
彼女は、触っていましたが、耐えられなくなったのか口でしだしました。
もう、ここまで行ったらあかんやろ!と思い彼女に言いました。
チョット待ち。
彼女は既に全裸でした。
非常に細い体だったのを覚えています。
彼女はSEXがしたいと言いました。
僕のことが好きになったと。
つい、さっき初めて会ってたった1回食事しただけだけど好きになったといいました。
だから、抱いてほしいと言われました。
決して不細工な彼女では有りませんが、タイプが違います。
また、この場でSEXをすることは、自分も彼女と付き合うと言う事なのかと考えてしまって、それはあかんやろ。
と彼女に言いました。
そして、僕は彼女に背中を向けて、また寝ようとしました。
彼女は泣いていました。
震えて泣いているのが振動となり伝わってきました。
何とも言えない感じだったので、大丈夫?と声をかけました。
でも泣いているだけでした。
僕は彼女の方に体を向けて後ろから下半身を挿入しました。
彼女の動きは止まりました。
そして、僕は言いました。
ねえ、気持ちいい?これがしたいん?
でもね、これだけなら愛なんて無いんよ。
ただ気持ちいい事をして、終わればただ空しくて、朝になればもっと空しくなるだけだよ。
それでも、するか?と。
彼女は泣きながらしないと言いました。
そして僕は寝ました。