私の初エッチの体験は19歳の冬でした。
それまで彼氏はいたのですが、エッチをする関係には至りませんでした。
その理由は初めてということもあり、私の中で踏ん切りがつかなかったためです。
私は古い考えの人間です。
そのため、結婚するまでは誰とも関係を持たないと言った考えを持っておりました。
もちろん、それまでに好きになった人との関係を持ちたいと思う気持ちはありましたが恐怖もあったことからなかなか一歩が踏み出せなかったのです。
そして半年ほど付き合っていた彼氏との間で、わだかまりができるような状態となりつつありました。
私はこれ以上、彼を避けることはできないのではと考え、私なりに自分の思いを告げたのです。
もちろん、彼氏はある程度理解を示してはくれましたが、それでも納得がいかないような感じでギクシャクしておりました。
私は自分の考えが間違っているのかと思うようになっておりました。
しかし、自分の考えを押し付けていることも理解しつつ、それでも彼との関係を続けたかったのです。
ある日、デートをしている最中、彼がホテルに行きたいと言ってきました。
私はその日はどうしても嫌で断ったのです。
その理由は心の準備ができていなかったためです。
そのため、彼の強い要望に対して怒った感じで断ったのでした。
そして、彼とは喧嘩した状態で私は家に戻ったのです。
彼から何度となく電話がありましたが、私は彼を受け入れることができませんでした。
そして、その晩、私は一人で考えました。
私の考えが間違っているのか、彼が強引なのかを。
真剣に考えた末、私は彼が好きであるということをはっきりと理解したのです。
そして彼との関係を修復すべく、彼にその夜連絡を取りました。
もちろん、彼に謝りたくて連絡をしたのですが、彼は私の電話を取ってくれませんでした。
そして彼に自宅まで押しかけていったのです。
このまま彼を失いたくなく、私は彼を追いかけていきました。
彼の自宅に着き私は彼に再度電話しました。
すると彼は電話に出てくれたのです。
私は今彼の自宅まで来ていると言うと、家の中に入れてくれました。
もちろん、この時点で私はある程度覚悟しておりました。
彼との関係をその夜持つことを覚悟して彼の自宅を訪れたのです。
私は彼に今の気持ちを正直に話しました。
そして、彼も私の気持ちを理解してくれ、抱きしめてくれたのです。
私はそのまま、彼の布団の中に入り彼の言うがままに行動しました。
そして初めての関係をその日に持ったのです。
最初は体が震えました。彼の優しい対応に私は感動しつつも、体が完全に怯えていたのです。
しかし、彼はとても優しく私を包み込んでくれていました。
私が怯えているのを察したのか、彼はとても私をケアしてくれていたのです。
もちろん、初めての経験であり、私は体がとても敏感に反応しているのも分かっておりました。
そして彼の体の全てが私に入ってくるような感覚を味わっていたのです。
私は彼の気持ちをすべて受け止めているような感じで彼を受け入れました。
とても痛く激しかったのを憶えております。
そして私自身が壊れていくのも感じました。
彼は壊れて行く私をみつつ、自分の気持ちが高まっていったのか私をとてももてあそんでいるような感じで私を嘗め回していたのです。
私は気が狂いそうでした。
初めての経験にもかかわらず自分がここまで狂うような感じになるとは想定していなかったのです。
体中の血管から何かが飛び出しそうな気分でした。
私は完全におかしくなった自分をどうにもとめることができず、彼のやって欲しいことをすべて受け入れておりました。
自分がどんどん汚れていっているような感覚もありました。
しかし、彼を受け入れることがそういうことなんだと自分に言い聞かせ、彼との関係を持つことをうれしくもありました。
自分がやっと女になれた気分だったのです。
もちろん、自分のすべてをさらけ出すことはとても恥ずかしいことではありましたが、彼にそれを見てもらっている喜びも同時にありました。
私は彼の要望を聞きつつ、彼に自分の欲望を満たしてくれるよういつの間にか指示していたのです。
自分がどういった感じなら気持ちいいのかすべてをさらけ出しておりました。
そして彼は優しく私の要望を満たしてくれたのです。
その要望を聞いてもらうことで私は自分の欲望をありのままにさらけ出しておりました。
私は完全に自分を変えられた、今までの自分を捨てることができたと実感しました。
彼は私の欲望を見事に吐き出してくれたのです。それまでたまっていた私のすべてを吐き出してくれた彼にそのときは感謝の気持ちでいっぱいでした。
私はそれからは普通に関係を持つことができております。
但し、それまでは自分をある程度抑えていたのですが、今では自分から彼を求めるようになっており、自分がこれほどまでに変わるとは想定しておりませんでした。
しかし、私は今の自分が好きです。
これが本当の私なんだと思っております。