その彼とは社会人サークルで知り合いました。
私は21才。彼は20才でした。
21才だというのに私はずっと女子校で、仕事場も女性ばかりで出会いがなく、処女でした。
彼は好みのタイプとは全く違っていて、彼と付き合うことになるとは、全く考えてもいませんでした。
サークルでスキー旅行に行くことになりました。
私は前年、初めてのスキーで転んで左ひざのじん帯を伸ばすという大けがをしていたのです。
スキーの楽しさはわかっていたので、参加を申し込みましたが、いざゲレンデに立つと怖くて体が動きません。
友人達がいろいろと声をかけてくれましたが、体が言うことをきかないのです。
そこへ彼が通りかかりました。
スキーが得意な彼は立ち止まってくれました。
ずっとやさしく「頑張ろう」「大丈夫だよ」を繰り返してくれましたが、私は「こわい」しか言えませんでした。
30分くらい固まったままだったでしょうか。
彼がついに「滑るか、歩いて降りるかどっちかにしな。」と言いました。
私は「滑る」と言って、動き出しました。
短いコースなのに、何度も転び、30分くらいかかって滑り降りました。
彼は「滑れたじゃ~ん。お茶しようか。」と言ってゲレンデの食堂へ行きました。
私は何度も転んだので暑いくらいでしたが、彼はずっと待っててくれたので体が冷えてしまっていたのです。
この時に彼のやさしさを感じました。
その後もずっと一緒に滑ってくれて、嫌味にならないように、でも丁寧に教えてくれました。
スキー旅行から戻るとバレンタインデーだったので、スキーのお礼にとチョコレートを渡しました。
これをきっかけに付き合うことになりました。
初めてのデートは食事をすることにしました。
ふたりとも強くはないけれど、お酒を飲むのが好きなので、とても楽し時間を過ごせました。
2回目のデートは仕事帰りだったので、帰りが遅くなってしましました。
彼は私を家まで送ってくれると言いました。
私は電車の中で、彼とえっちすることになるなと考えていました。
私はひとり暮らしをしていましたので、送ってくれた彼に「お茶飲んでいけば?」と言いました。
部屋でコーヒーを飲んで、少し気まずいような沈黙が流れました。
彼は立ち上がってキスをしました。
2人で倒れこむようにベットに入りました。
服を脱がせて、体中にキスをして。
私は体にキスをされるのがこんなに気持ちいいと初めて知りました。
しかし、彼も初めてのえっちだったので、そこから先がうまくいきません。
彼のものを私の大事なところに当てますが、うまく挿入が出来ませんでした。
私は私のほうが年上なので、彼を委縮させてはいけないと思っていましたが、彼が慌てているのが伝わってきました。
そこで、彼の手を取り、私の大事なところに導き、「ここよ」と教えました。
彼のものがようやく私の中に入って来ました。
恥ずかしいけれど、自然に腰が動いてしまいます。
声が漏れてしまいます。
こんなにも気持ちが良いとは思いませんでした。
彼はなかなかイクことが出来なかったので、ずっと動いたままでした。
私は何度もイッテしまいました。
もう、年上とか初めてとか考えられなくなりました。
雑誌などで見ていて、へんな知識だけはいっぱしだった私ですが、想像していたのとは全く違いました。
女の私の方が足を大きく広げないと、彼が入ってこれないこと、思っていたより、ズルズルべたべたしますが、
でも、とても気持ちが良いこと。
彼がやっとイケたので、シャワーを浴びました。
彼はまたすぐに元気になり、また入ろうとします。
私はちょっと戸惑いました。
すると彼が私の大事なところを舐めだしたのです。そんなところをそんなこと・・・
最初は恥ずかしい気持ちの方が強かったのですが、だんだんと気持ちいい方が強くなってきてまた私は大きな声を出してしまいました。
彼は私のその声に興奮して、ますます舐めたり、指を入れたり。
私は感じてしまい、シーツがびしょびしょになるくらい濡れてしまいました。
彼はまた私の中に入って来ました。
ずんずんと突き上げると気持ちのいいところに当たります。
こんなところは私の指では届かないので、初めての経験でした。
こんな奥の方が気持ちいいんだ。
私は思わず締め付けていたようで、彼も声が漏れていました。
私が何度目かにイッタ時に彼もイキました。
ぐったりしてしまって、しばらく動くことも出来ませんでした。
彼は腕枕をして、いろいろなおしゃべりをしているうちに、眠くなり、いつの間にか眠ってしまいました。
とても気持ちのいい眠りでした。
翌日は大事なところや内ももが痛くなってしまい、余計な力が入っていたんだなぁと思いました。
彼に、「実は初めてのえっちだったんだ」と言うと、とてもうれしそうな顔をしてくれました。
「俺もだよ。すごくよかった。」と言ってくれました。
彼とは2年くらい付き合いました。
些細なことがきっかけで別れてしまいましたが、とても良い思い出です。