☆憧れの先輩
私は高校1年の時から密かに憧れている先輩がいました。
しかし、当時の先輩はとってもヤンキーチックだったので先生からもその先輩のグループには近づかないように注意を受けていました。
それくらい先輩たちのグループは目立っていて、入学したばかりの私の目には大人の男性に見てる部分がありました。
当時、憧れの先輩には彼女がいたので、私が入る隙など勿論ありませんでしたが、私は学校へ行くのは、先輩の姿を見られる事だけを楽しみとする様な生活になりました。
しかし、夏休みに入って、先輩の姿すら見る事が出来なくなって寂しい日々を送りましたが、夏休み明けに学校へ行くと、先輩が学校を辞めたという噂になっていたのです。
あと少しで卒業なのに・・・いった何があったの?私はとても落胆しましたが、勿論同級生には先輩の行方を知る人もおらずで、私の中で先輩を忘れるしかない状態になりました。
☆時を経て、部活をせずにアルバイトを重視している生活
とりあえず、進学する希望もないまま、あっと言う間に3年生になりました。
私は大手ファーストフードでバイトしていましたが、その日は翌日が休日なので、いつもより1時間バイトを多くして帰宅する途中でした。
駅の開札に入ろうとした時に、私の目の前が突然ぱ~っと明るくなっと言うか、明らかに1人の男性がオーラを放っていたのです。
そうなのです。あの憧れの先輩を2年ぶりに見たのです。
その時に私は自分でも驚くほどの行動をしたのです。
「○○先輩ですよね?私、高校の後輩で、ずっと憧れていたのです」・・・そんな風に言ったと思いますが、先輩は友人らしき男性と一緒のいたので、2人にいきなり爆笑されたところで、恥ずかしくなりました。
当然先輩は私の事は覚えていませんでしたが、私としては、あの頃の想いを伝えられた気がして、すっきりとしていました。
「まだ高校生?」・・・先輩が爆笑の後に言った言葉でした。私はとっさに自己紹介をしました。
その後に、今から仕事の人たちと飲み会だから、とりあえず連絡先だけ教えておくといって、私に電話番号を教えてくれたのです。
その時は嬉しくて嬉しくて誰かに伝えたくて、とりあえず高校の親友2人に電話をして詳しく事を説明しました。
☆一方通行な想い。
先輩に電話番号を教えてもらったけれど、よく考えてみたら、先輩とまた話すには私からかけるしかないと言う事が冷静なると分りました。
友人たちは先輩ってどんな仕事をしているの?危なくない?としきりに心配をしてくれましたが、私は先輩への憧れが、一年生の頃の時の様に再び芽生えてしまい、もう想いを止めることが出来なかったのです。
私は先輩に再会してから、3日目で先輩に電話をしました。
一回で出なかったら諦めた方がいいって事なんだ!と覚悟を決めました。
電話をしたのは、夕方の7時半でした。私はいつものアルバイトを7時で終えて、バイト先からかけました。
すると、先輩が一発で電話に出てくれて、すぐに私の事を分ってくれたのです。
すると先輩が、「どこにいるの?今から会える?」と、聞いてきたのです。
しかし、さすがにその日は帰らないとまずいので、明後日の土曜日なら大丈夫ですと言いました。
先輩が、「じゃ土曜日の夜に会わない?」と言ってくれたんので、明後日の約束をして電話を切りました。
☆2年以上の想いが先輩に伝わる時?
私はそれから先輩に会えるまでの2日間は、ダイエットに励みました。
そして夕方からの待ち合わせでしたので、遅くなると勝手に想定をして、親には度々泊りに行く○美の自宅に泊ると嘘をつきました。
待ち合わせは先日先輩会った駅の開札前でした。
先輩は時間を過ぎてもなかなか来なくて、もう来ないんじゃないかな?と不安になっと時に、なんと逆側から現れました。
ロータリーに車を止めているとの事で、まさか車だと思わなかったので驚きました。
考えたら私は先輩の事を何一つ知らないんだよな~と、思いながら先輩に色々と質問をぶつけてみると、先輩は高校を辞めてから内装屋さんとして働いていて、実家暮らしをしていて、今は彼女は居ないとの事でした。
二十歳になっていた先輩は高校の時より全然大人になっいて、益々好きになりました。
☆ドライブからラブホへ。
先輩が「飯食ってからドライブ行かない?時間は平気なの?」と言うので、私はとっさに朝まで大丈夫と言っていたのです(驚)
ファミレスで食事をしましたは、ドリアをやっと半分だけ食べられたというくらいに緊張していました。
ドライブは湾岸方面へ行きました。その後、先輩から泊っていく?と聞かれたので、私は覚悟を決めて頷きました。
☆初めての人が先輩で良かった。
私は正直キスもした事がありませんでしたし、中学時代付き合ってる人はいましたが、大人の付き合いは経験がありませんでした。
先輩が先にシャワーを浴びて、その後私はシャワーを浴びましたが、震えている自分がいました。
その後、先輩がベットに呼んでくれて、初めてだと告げると!「まじで~」と少し焦っていました。
とりあえず電気を消してもらい、先輩がキスしてきました。
その後すっ裸にされて先輩が首にバストに愛撫してきました。
すごく感じていましたが、本当に痛くてなかなか一つになる事ができず、一度眠った朝方にやっと結ばれました。
私の中では正直痛さしかありませんでした。
その後、先輩からは連絡が来る事はなく、私も先輩には連絡しませんでした。
しかし、あの時の晩の出来事はその後も後悔なく、初めての男性が先輩で良かったと未だに思っています。